胃腸が下り気味です
疲れがお腹にきたのかしら。まぁ明日になったら少し楽になる・・・はず。今日何とか乗り切ります。
昨日、密林から届きました。
Back Room -BONNIE PINK Remakes-(初回限定盤)
- アーティスト: BONNIE PINK
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2011/09/21
- メディア: CD
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寛ぐというよりも熱狂が似合う会場ですが、はて?
そして、関係ないけど読み終えたもの。
- 作者: 神田千里
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2004/09/01
- メディア: 単行本
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通説ですと土一揆、百姓一揆というものは庶民の反権力機構みたいな解釈なのですが、一揆の中心には大名被官、つまり侍身分の者がおり、集結したのは庄屋に組織された村民ではなく、流民とか足軽とかを組織したものが主力。一揆が要求する借金チャラの『徳政』も京都周辺の住民は高利貸しとの関係を重視して、債務を全部放棄するのではなく一部をまけてもらうに止めていたとか、「うちら借金ないけど公家や武家の困窮をみかねて」というスローガンが横行したとか、単純な民衆運動と解釈すると間違える。
流民、民衆ものである一揆とは武装集団という意識が戦国期に浸透し、それを有効な戦力として認識して同盟を結ぶ戦国大名も数多くいました。
江戸幕府や民衆が認識した一揆とは、この武装した抗議、略奪行為であり、これは秩序を乱すものとして首謀者は極刑に処されましたが、鎌など農民の標識で武装した集団は一揆ではなく強訴であると認識され、農民たちの権利として認められていたようです。
だから筵を旗印とし、竹槍や鎌で武装した集団は一揆ではなく、強訴集団で、打ちこわしや略奪に走ったとしてもテロ行為とは見なさない、話し合いの前段であると考えられていたようです。
あー、どんどん時代劇の設定が壊れていきますネ。これが時代劇衰退の一因なのかしらん?