なるほどねぇ。

 昨年公開されたジブリアニメ『借りぐらしのアリエッティ』をDVDで見てみました。

借りぐらしのアリエッティ [DVD]

借りぐらしのアリエッティ [DVD]

 うちにちょろちょろ遊びにみえる(もちろん営業もしていく)保険会社のお姉さんが、昨年映画館でみたけど自分には童心が失われたのか、なんだかねぇ・・・とかのたまわっていたのを思い出します。
 ジブリの完成度の高さは安心して見れるのですが、見たあとワクワクドキドキ感が微妙に不足しているような気がします。個人的に言えば最後の冒険、というか活劇シーンをもう一ひねりすれば、結構良かったのではないかなぁ、と思ったり。
 活劇シーンでショウがはりきり過ぎて心臓が痛い!という描写を入れてアリエッティが心配するとか、ショウが嘘の発作を演じてハルさんをうろたえさせて、その隙に助け出すとか、そんなシーンが欲しかった。なんとなーく設定が活かしきれていないような気がします。
 有名俳優の声優陣で良かったのは、三浦友和かなぁ。朴訥な父親役がしっくりいっていました。樹木希林のハルさんは言わずもがなの怪演・・・怪演以外の評価があるだろうか?
 今年のジブリの新作はどうなんだろう?シナリオと演出がしっかりしていないと劇はダメになるってお亡くなりになったシナリオライター・・・名前忘れた・・・ボトムズの脚本書いていた人ですが・・・も言っていたよーな・・・その人はシナリオがしっかりしていないとダメっていっていたかな?
 ジブリ作品は好きだから、がんばってほしいなぁ・・・。