アレ見ました。
と言っても一巻に収録された四話四十五分ですが。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2011/04/01
- メディア: DVD
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『桃太郎』は・・・鬼→野盗、桃太郎ズ→自警団みたいな事を脳内変化させました。かなりストーリーの繰り返しが見られる話で、大人向けには退屈かも知れぬと思ったり。
『かちかち山』かなりシュールな話です。いたずら者のたぬきをこらしめてやったら、逆におばあさんが殺されて、かつておじいさんに助けられたうさぎが復讐を請け負うという・・・おじいさん→中年男、うさぎ→若い娘と脳内変換すると、なんかドロドロしたミステリーかサスペンスにならない?とか思う私の根性は曲がっています。
『河童の雨乞い』この中で一番好きな話です。人間でもなく魚でもない中途半端な存在に生まれた事を拗ね、悪さを繰り返した河童が坊さんに人間に生まれ変わる為に改心を進められ、日照りになった時、村人に半殺しにされた後、命がけで雨乞いをして、その甲斐があったのか雨は降りましたが河童は亡くなっていたという話。その後、村人は河童の物語を語り継いだという・・・坊主のぺてんにかかったんじゃね?という真っ黒な考えは忘れて下さい。
ソラマメの話は・・・本当にシュールだなぁ。教訓といえるところは何にもナシ。暇つぶしに考えた話っぽいなぁ。
それがいいところですよね。
中学校の国語の先生が、アレは大人の為の番組だ、とおっしゃっていましたが、大人になってみると、本当にそれが実感できますネ。