蒸し暑い月曜日です。

 梅雨入りしていないけど、もう梅雨の季節なんだぜっっっっ、と言われているような気分です。先週までは乾燥していたので湿気がこたえます。はい。
 午前中からバタバタ仕事をしていて、ようやく時間を取れたのが午後三時過ぎ。いい感じですネ。これで儲かればもっといい感じですネ!!でも世の中はそう美味く行かないもんです。はい。
 土曜日はボードケーム三昧。色々やって色々はっちゃけて、昼飯はカレーにナン、夕飯はナポリピアッツァ。どちらも小麦粉もの。どちらも餅っとした食感がうまーい!!幸せでした。・・・あれ?
 日曜日は買っちまった『新撰組!』のDVD−BOXに挑戦。八話分、五時間半を見ました。目的である山南敬助死亡エピソードを挟んで、もっとも芝居的に濃いと思う部分を見た・・・ってな感じ。特に注意深く『友の死』、つまり山南敬助死亡の回を見ていました。それぞれの登場人物たちの山南への対し方が興味深いです。そして誰も彼を責めないのだが・・・まぁそういう話しだし。
 その前のエピソードで無理やり切腹させられた隊士の、作法にも何もなっていない切腹があっただけに、古式に則り、儀礼どおりに切腹しきった山南の存在感は、自分には圧巻でした。誰も彼もが逃げるように促し、助命を嘆願するが、組織の長である近藤、土方は、規律を犯したのが古参の最高幹部である為に許す事ができない。彼の命を助ければ新撰組そのものの規律が失われてしまう。
 そして山南自身も、それを知っており鉄の規律を内外に示すために従容と切腹する。
 印象的なのは障子の使い方。謹慎中の山南の元に訪れる者は皆、障子を開く。そのまま閉めようとしない。それを見た山南が音もなく静かに立ち、音もなく静かに閉める。近藤、原田永倉、小林、彼らが訪れる度にそうします。その繰り返しが、逃がそうとする人々の心と、自らの意思で留まり死に臨む山南の決意を現しているようでした。
 ・・・深読みしすぎかなぁ・・・

新選組 ! 完全版 第弐集 DVD-BOX

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