ボトムズの新作・・・だと?

 偶然知った『装甲騎兵ボトムズ 幻影編1』をようやく見る事ができました。

装甲騎兵ボトムズ 幻影篇 1 [DVD]

装甲騎兵ボトムズ 幻影篇 1 [DVD]

 発売されて一ヶ月もたって見ているとは・・・ファンとして失格か。いや前作がアレでアレだったので・・・ねぇ?
 今回はTVシリーズの32年後をキリコではなく、バニラ、ココナ、ゴウト、そしてル・シャッコの、つまり準レギュラーである『キリコの仲間』目線で見るというお話。千葉繁さんや冨田さん、七十前後だと思うけどテンション高いなー・・・ココナ役の人も・・・えーっと名前が出てこないけど、がんばってる。ル・シャッコ役の政宗一成さんは、流石に押さえ気味の声を出す事がつらくなっているのか、やや声の力が弱いけど、いや、やっぱりボトムズという話はキリコばっかり出てくると話が暗くなる一方でいけませんね。フィアナとのロマンスは別として、キリコの物語としては彼らとの絆がキリコにとっての希望であり救いであるのだから、キリコの物語がこれで完結するならば、彼らとの絆を再確認する旅が相応しいと思います。
 前作で・・・えぇ!!と思ったメカシーンは大幅に改善されたように見えます。まだちょっとAT特有の重さみたいなものは、ちと不足かもしれませんが、まるでブリキ缶に着弾するようなAT装甲の脆さとか、ATの動きの良さはCGならではかな。一作目は結構満足。ココナもバニラも、六人も子供がいるとは思えないバイタイリィだ。娘がココナの事を「お母様」と呼んでいる事にびっくりしたが、バニラは経済上かなり成功しているので、成功者の娘だからそうなるか・・・母親は相変わらずの宿無しネコっぽいのですが・・・というか、子供たち・・・親に全てを吸い取られたような顔をしているぞ?まぁ冒頭の夫婦喧嘩のシーンしか出てこないし、二人の仲を心配しているシーンだから、仕方ないのかな。
 あ、今週末二巻発売?次の話はクメン編。ポル・ポタリアが大統領になっているとか。でもやばそうですよ?