今朝は眠いと思いました!!眠り続けたいっ

 いや、まぁ六時間眠るのが限度?年?という話を前にしていたのですが、あれはやはり気候のせいですか。暖かくなると必然的に眠くなり眠りも深くなり、でもやっぱり日中も眠いのか?眠い眠いと言い続けています。はい。
 今夜もお祭りの会議がありますが・・・一体ナニを話すのだったのかと考えながら生きてます。ああ、なんてザンネンな感じ・・・
 他にもHPのリニューアルとか、色々考えているけど手についていないというか、何と言うか・・・ああ、ザンネンな感じ。
 土日は新しいゲームが始まるブラウザ三国志にかかりきりでしたが、これも何だかザンネンなスタート。
 月曜日からザンネン尽くしでイイデスネ(本気か?
 そして読み終わったもの。

物語 スイスの歴史―知恵ある孤高の小国 (中公新書)

物語 スイスの歴史―知恵ある孤高の小国 (中公新書)

 永世武装中立の国がいかにしてできあがったのか、というお話です。考えてみればここは中世から神聖ローマ帝国に属していて、『大空位時代』に独立を強め原初三州がハプスブルグ家との闘争に勝利して緩やかな連合体を組んだのが最初で・・・そもそもの成り立ちから中央集権と反抗している国なんですよね。地方自立はいいけれど、それではすまない『列強の時代』には、やはり連合体として統一した意思を持って行動しています。
 この国のすさまじいところは、中立を得るために自分たちの血を流し、つまり産業として傭兵を成り立たせて、それでもって中立である事も認めさせたこと。おかげで自分の祖国とはまったく無関係なところでスイス人同士が血を流し合うというのも日常茶飯事でした。しかしそのスイス兵の精強さ故に列強からも一目置かれる訳です。地理的に山がちな土地とはいえアルプスの北と南をつなぐ重要な戦略拠点であったのだから、中立を守るのはなおさら大変です。
 こういう歴史を読むと、能天気に中立を訴えるどっかの国の政治団体とかは甘いと言わざる得ない。ただでさえ中立という立場は、互いに争う二国の憎しみを買いかねない立ち位置ですよね。「苦しい時に助けてくれない」「戦争で儲けている」そう取られても仕方ない。戦争をしたくないから中立なんて選択肢は甘いし認められない。その中立が諸外国にどんな利益をもたらし、そして感情的に共感を得る事ができるのか、それが問題なんですよネ。
 ちゃんと勉強して言っているなら、それなりの覚悟があるのかも知れないけど・・・なーんか能天気に聞こえるんだよな。
 中立は思った以上に大変なんです、という話でした。