戦争は勝ちました

 同盟員の方の戦力をいまいち把握していなかったので、ちょっと不安だったのですが、何とか終了前に勝てました!!あ、ブラウザ三国志の事です。ああ、すっきり!!しかし解っていたのですが、もう終了だからと気を緩めていた事を反省します。何処までも気を抜いてはいけない。PL同士の殴り合い上等ゲームなんだから、ちゃんと・・・そう、やられたら倍返ししてやるぐらいの軍事力を身につけないとっっっ。どーやればそれができるのか、研究中・・・ずっと研究中・・・って、他の事はどうした!!とか自分で自分に言ってみる。ですよねー?
 次の小説・・・HPにアップするものに手をつけるか、それとも冊子にするものにかかるか・・・考え中。だからゲームに逃げていた、というのもあります。順番としては冊子にする話を書いた方がいいのですが・・・ネタ・・・ネタ・・・ネタ・・・えーっと、どうしようかなぁ。いつものように書き始めたら何かが降りてくると信じて書き始めるか、ラウルくんシリイズに手を染めるか?とかなんとか。
 今、配達運転中にスカイ・クロラシリーズを文庫本で読んでいます。時系列順に読んでいるので、シリーズ名の『スカイ・クロラ』はまだ読んでいません。まぁ、残酷な子供の話です。パイロットってこういう自己中心的なところがあるのですかね?戦闘機パイロットという人たちは。『スカイ・クロラ』の主人公は男・・・の子?らしいですが、今読んでいるのはヒロインである草薙水素(クサナギスイト)が主人公。飛ぶこと、飛行機のこと、それに関連する人間関係のみを必要として、他はいらない、空で死ねるなら幸せ。地上で、大人になって死ぬのなんかごめん。とか考えている女・・・の子?です。
 乾いている。そんな感じ。戦闘ものですが敵意も殺意も感じない。自由に空を飛ぶために戦闘機パイロットになり、仕事だから撃ち合い、競い合い、だから草薙水素からすれば戦闘機パイロットは尊敬すべき相手であり、憎むべきものではない。そんな事ができるのは『汚い大人』だからだ・・・みたいな。だからカラカラに乾いている印象があります。目が覚めるほどに美しく、そして寒く、孤独な、眩い白い太陽しかないような高い空を感じます。
 森博嗣さんのミステリィは読み物としては面白いけど、ミステリィというには恐怖を感じないのですね。だから『スカイ・クロラ』のシリーズにもそれを感じない。この乾いた感じが快感なんだろうと思います。

スカイ・クロラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)

スカイ・クロラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)

 空の写真をつかったハードカバー。単色とアニメの絵をつかった文庫版。自分が手に入れたのは文庫版ですが装丁としては鶴田謙二さんのイラストがついた新書版が好きです。ナイーブで不安定な草薙水素のイメージに合います。