昨日は節分でしたかね。
豆まきなんて何年もやっていないので、あんまり気にしていませんでした。恵方巻きを食べるという事もしていないし・・・。やっぱアレですね。自宅に小さい子供とかいると、そういう伝統行事とか幼稚園や保育園で企画してくれるので実感がわくんじゃないでしょうか?
とか言いながら、妹の娘たち、つまり姪っこズはキリスト教系の幼稚園に通っている、いたので、節分とか七夕とか経験していないそうです。それもアレな感じ。もっともクリスマスはミサをちゃんとやってお祭り騒ぎなものというよりも宗教色の濃いものを経験するそうで、それはそれでいいと思いますがネ。
今週から来週半ばまで随分と大変冷え込むそうです。来週日曜日は東京コミティアなので、あんまり冷え込んで欲しくないですヨ。夜明け前に動きますから、新幹線に乗り込むまで、すっげえ寒そうだ。
そして昨日読み終えた・・・いや、どちらかというと眺め終えたもの。
- 作者: 尚樹啓太郎
- 出版社/メーカー: 東海大学出版会
- 発売日: 2005/05/01
- メディア: 単行本
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ただ印象としては、支配者の放漫体質が見て取れるということ。もっともお金がかからない、それでいて名誉を与えるものが爵位授与なんですが、しっかりした財政体質を持っていないせいか安直に爵位を授与して爵位のインフレ?デフレ?・・・ええっと、高い爵位を安売りして権威を自ら貶めてしまい、また新しい爵位をつくって安売りして権威を貶めて・・・という事の繰り返しをしているんですね。だから煩雑な官位、役職があるのに実質が伴わないという・・・何かイメージとしては偉大なる古代ローマ帝国の『影』という感じがするんですよねー。これは一体どういう事なんだろう?やっぱり内部の権力争いが千年の歴史の中で絶えず、それも自分たちの国家を破滅させるほど激烈でありながら最後まで続いたという、古代から団結するよりも競争して自らを高め、実際にやるよりも口を出す事が多かったギリシャ人の性向が影響しているのかも知れません。
内部抗争しても外部の強敵が現れると団結した古代ローマ人とは大違い。それが自ら『ローマ』を名乗り、その幻影に縛られた『ギリシャ人』の悲劇なのかなぁ。
そんな事まで考えてしまいました。