今夜は会議だったなぁ。
秋のお祭りの会議です。今夜も寒いから暖かい格好をしていかないと!
昨日、ふらりと本屋に行ったら、もう売っていたので買ってきました。カドカワの発売日はあて・・・げふんげふんっ。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN (20) ソロモン編・後 (角川コミックス・エース 80-23)
- 作者: 安彦良和
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/01/22
- メディア: コミック
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TV版や映画版と違うところは・・・キシリアの悪辣さかなぁ。もっとも、これは「老いたな、父上」というアニメ版ギレンの述懐をキシリアもつぶやいたというところ。しかしデギン公王がドズルの戦死の報を聞いて和平交渉を思い立つというのは、流れ的にはいいと思います。おそらくデギンとしてはギレン→政治家としての後継者。ドズル→単純なところが何とかならんか。しかしなんとかな子こそ可愛い。キシリア→気がついたら信頼できる人物になっていた。ガルマ→単純に可愛い。という感覚だったのでしょうかね。
でもキシリアの落胆というのも理解できます。サスロが暗殺されたとき(どうもキシリアが黒幕臭いけど)は冷徹に政敵ラル家追い落としに利用したデギンでしたが、ギレンを排除すると決めキシリアに依頼する時、大義名分が必要とキシリアに言われて「(これから)用意する」なんて言っているんですものー。これはもう老いたと言われても仕方ないです。あの切れ味は何処へ行ったんだ?
アニメ版だとデギン公王謀殺には関わっていなかったキシリアでしたが、今回はギレンともども黒です。そしてデギン公王謀殺の罪でギレンを暗殺するって流れなのかなぁ。アニメ版のキシリアは好きなんだけど、マンガ版は何かあざといって感じでどうも、ねえ?
そしてシャア。胡散臭いぞ、シャア。
ギレンも、アニメ版のデギン公王とのやりとりの方が緊迫感があって良かったなぁ。大人同士の抑制した敵意のぶつかり合いみたいなシーンで。マンガ版のギレンはデギンじゃないけど何かが憑依したような人だ。うーむ・・・。
そう思うと単純なドズルは、やっぱりいい人だったんだな。前線指揮官としての判断力は評価できる。旗艦に特攻をかけて連邦艦隊の指揮系統を混乱させ、撤退する味方を援護するなんて・・・武侠心ばかりとは言えない良い戦術的選択だと思う。部下にやらせず自分がやるところが、ドズルだし、だからこそ部下に慕われたのだろうなぁ。・・・でも元ドズルの部下ってあんまりアニメとか派生作品にも出てこないな。少し残念。
機動戦士ガンダム ゼロの旧ザク (2) (角川コミックス・エース 238-2)
- 作者: 岡本一広,サンライズ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/01/23
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でも自分としては旧ザクは、地上戦の撤退で活躍して欲しかったんだけど、地味すぎて編集部から許可されなかったかな?もう少し楽しみたかったけど、まぁこんなところだったか。
また旧ザクを主人公に、今度はミリタリーものをがっつり描いてくれる人、出てこないかな?