今夜は飲み会なんです。
うわっ、過去に同じようなタイトルが・・・結構辛いなぁ、こういうの出ると。
そういう訳で飲み会でございます。食べすぎ飲みすぎに注意しなくちゃですよ。
ポルメリアの次の話は何気に筆が進んでおりますが、校正したのでHPにUPするのは、まだちょい先です。それよりもそろそろ夏コミの申し込みを済ませないとっ。いや、コミケに行って何がどうなる訳でもないのですが、まぁ年中行事の一つです。はい。
今読んでいるもの。
グイッチァルディーニの生涯と時代〈上〉―グイッチァルディーニ研究序説
- 作者: 末吉孝州
- 出版社/メーカー: 太陽出版
- 発売日: 1997/10
- メディア: 単行本
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あと、参考になるけど『退屈な』歴史書をいくつか書いたぐらいとかなんとか。いや、人の評価ですよ?私は読んだ事ないです。
ただこの人の大変興味深い作品・・・というか本人はただの覚書程度に書いていて、子孫や一族への警告、教訓として残したもので印刷されて世に出るなんて考えた事もないこのなんですけど、『リコルディ』という、ほんとに短い警句集を元にフランチェスコ・グイッチァルディーニという人物の生涯と時代を描いたものです。
当時の教皇国家の舞台裏、実態というものが解って面白いですし、『僧侶なんか地上から消えてなくなれ』と本音では思っているのに、その僧侶の元締めである教皇に仕えて人臣位を極めた、という複雑な人物の事を知りたかったので、なかなか興味深いです。『リコルディ』に書かれている事は、言ってみれば愚痴や子供への処世術なので、まったく人に心のうちを見せなかった、そして友人マキャベッリが定職を持たずに経済的に苦しいのにも関わらず、積極的に彼を教皇に推薦する事もなかった、ほんとに厳格で何を考えているのか解らない彼の本心に触れる事ができ、なるほどねー、こういう風に思っているのねー、と。
まだ前半生しか読んでいません。これから彼が頂点に立ち、そして政治に翻弄され引退を余儀なくされるまでを読みます。
なるほどねー。