DACのこと

 先週三連休を利用してD&Dオンリー・・・じゃなかったけど、二卓ほどPFが入っていましたが、まぁD&D派生なのでOKという事で、そういうTRPGのイベントに行ってきました。正直な話・・・結構疲れた。暖房いれっぱで寝る習慣のない私は、一発で喉をやられました。他にも四人部屋だったのですが、名古屋の同じゲームサークルの方で、DACでLv20ありありセッションという凶悪な卓のDMが心折れた状態で必死になって二日目のシナリオを朝の四時過ぎから手を入れているのでブツブツ言っているとか・・・ええ、とても素敵な安眠空間でしたよ?(え
 自分が参加したのは二日間通しの四卓合同の企画卓でした。私が参加した卓は、大変和気藹々として、参加者の連携も取れて、DMも『大成功』とおっしやられるほど問題なく楽しい時間が過ごせたのですが・・・合同になった途端のあのギスギス感はなんだったのだろうか?
 原因は、おそらく時間的な制約だろうと思います。シナリオは壮大で(つまり情報量が半端ではない)、緻密で(つまり情報量が・・・略)、全員が全てを理解し、全員の心が一つになれば、大団円が感動するものになったのでしょうが、つまりその情報量とシナリオの長さが問題で、二日でできる分量じゃないだろう、というのが正直な感想。最低三日は必要だろうなぁ、と思いました。
 運営側は自分たちのパトスの全てをこめて、壮大で緻密で感動的なシナリオを構築されましたが、実際にプレイして二日間で収める事ができるのかどうか、そのあたりが検証不足だと思います。また、いくらネット上の掲示板で打ち合わせをしているとはいえ、ゲーム当日になって顔を合わせる初対面な方たちがほとんどのイベント。どうしてもPT内の打ち合わせも長くなるものです。連携をとってゲームを進める『呼吸』のようなものもセッション中に手探りに構築していかなければならない。その時間はおそらく一時間で済めばラッキーってなもんでしょう。幸い私が参加した卓は役割分担がとてもはっきりしていまして、後衛の呪文選択が完了すればすぐにシナリオに入れる状態だったので、四卓の中でも一番早くシナリオクリアができたのですが。
 そのあたりの、コミュニケーションを取るための雑談時間も含めて二日間のタイムスケジュールに余裕がなかった為に、最後の段階で時間に追われたセッションになったのでしょうね。
 初めての体験で新鮮は新鮮でしたが・・・総勢二十数名が参加する膨大な情報を要するシナリオ運営は難しいよねぇ、というのが正直な感想でした。
 来年参加するとしたら、もっと軽めのものに挑戦しようかと思います。はい。