すんごい冷え込みです

 昨日、今日といきなり冷えました。今朝はセーターと防寒ジャンバーを着ています。着ていないと寒くてやってらんねー。
 Polmeria版、七つ目の物語。なんとかマシになりました。といっても、まだ読み返していません。もう一度読み直して手直しをすべきかどうか検討します。はぁ、一時期はどうなる事かと思ったけど、何とか読める文章になりそうです。あぶあぶでした。しかしこれが都丸さんとこにいっていたのかー・・・ヒドイですね。これでイラストつけろとは。これからはもっと慎重に文章を書くことにしよう。スンマセン。まぁ慎重に振舞ったら、自分は何一つ動き出せませんがね。(おい
 勢いでMixi(覗けるようにだけはなっている)仲間に紹介されたプラウザゲームをやっています。プラウザ三国志だそうです。時間の経過がないとゲームが進められないシステム。しかも仕事の合間にちょこちょことやったらほかっとけばいいという・・・こりゃやっちゃうな。しかし他の人の領地と隣接して戦争なんか起こったら、その対応をしなきゃならない。そうすると休み時間にちよこちょこでは対応できないじゃないですか。うーむ・・・ねぇ?
 そして昨日読み終わったもの。

幕末の将軍 (講談社選書メチエ)

幕末の将軍 (講談社選書メチエ)

 幕末の幕臣たちにとっては、意外なことに十一代将軍家斉こそが名将軍であり、最盛期の徳川幕府であるという認識だつたようです。それは煌びやかな儀式儀礼、格式の中の権威に彩られた、顔が見えない、何か神秘的な雲の上の存在としての将軍で、実務的な事は何一つしない『生き神さま』だったようです。ところがペリー来航はそんなまどろみをいっぺんに覚ましてしまい、時代は将軍にも実務的な事を要求し、それに将軍も答えようとして、そして価値観の分裂を生み、ついには実力が伴わない事の暴露とともに権威の失墜を生み、徳川幕府が崩壊するという形になります。
 教科書通りの理解だと旧体制のイメージが強いのですが、やはり当時の日本の中央政府徳川幕府ですから危機管理体制はばっちりあったはずです。だから今日の内閣にあたる老中たちに人を得ていれば、天皇と並んで征夷大将軍を『生き神さま』として祭り上げる事も可能だったかもしれません。
 いや、日本を制圧した圧倒的な武力と統治能力こそが将軍に求められていたのですから、やっぱりダメか。
 当事者能力を問われた権威が崩壊した、という事なのでしょうかねぇ。
 そうそう。細かく儀礼化された徳川将軍は暗愚では勤まらないそうです。やっぱり肥大化して身動き取れなくなった組織が問題だったのでしょうか。
 肥大化で思い出した事は、少なくとも私が現在の民主党政権に望む事は、中央省庁のスリム化、もしくは特殊法人のスリム化によって費やす税金を減らして欲しいという事なので、ダム建設中止とか高速道路無料化とかそんな事は言ってしまえば瑣末な事なんですよね。お役所というものは時間の経過とともにどんどん肥大化していくものらしいです。今までは日本経済は右肩上がりだったけど、これから先はどうなるか判らない。そして税金、国債ばかりが増えていけば国民生活が窒息するのは目に見えているので、政治家は今こそ政府のスリム化を行って欲しいものです。・・・この二ヶ月あまり見ていると何だか不安なんですけどネ。