体の痛みは風邪でした

 昨日は微熱を感じつつ配達していました。友人が勤めているとこにいってしばらく話しているうちに自分で「この体の痛みは発熱によるものだ」と気づきました。熱を出すと体のあちらこちらが痛くなるのです。熱による筋肉痛・・・なのか?まぁ、そういう事で納得、決着がつきまして、昨夜は早めに就寝しました。・・・寝つけなくて十時近くまでアガサ・クリスティミス・マープルものを読んでいましたが。
 とにかく睡眠をとったので何とか体調は戻りつつあります。やはり疲れているのかな。無茶していないつもりだったけど、何処かで無理をしているのかしらん。無茶なし人生を自認しております。これからも低空飛行でもお医者さまのご厄介にだけはならない人生を送りたいです。・・・いや、医者に行かなきゃならない病気になるとお金と時間を無駄にしているような気分になってくるので。わがままだな。
 昨日読み終わったもの(風邪じゃなかったのか?!

徳川御三家付家老の研究

徳川御三家付家老の研究

 教科書的な歴史からすると裏側なんでしょうかね。
 御三家には付家老という三万石前後の、中規模大名クラスの家老がいまして、万石以上の家老というのは他の大名家にも存在するのですが、付家老は家康、秀忠側近から御三家に移ったという、つまり出自からすると譜代大名と変わらない存在なんですネ。ところが徳川一門の大大名である御三家のお目付けという役割を幕府からは期待され、何度も譜代大名への転進を運動しながら挫折し、そして皮肉にも徳川幕府が倒れた後に明治政府から独立大名として認められるという。その場合譜代大名の旨み、幕臣の重役(最終的には老中)になり幕政を取り仕切るということはなくなり、単なる中規模大名でしかなくなるのですがネ。
 そのなかなか研究されない葛藤の研究です。江戸時代の御三家と幕府の綱引きが興味深いです。
秘密 7―トップ・シークレット (ジェッツコミックス)

秘密 7―トップ・シークレット (ジェッツコミックス)

 えーっと、苦い話です。もともとこのシリーズは苦味の部分が多いというか、ラストに爽快感がないというか、いや清水さんの作品はそういう感じが多いのですが、今回の七巻は余計それを感じました。まぁ、そうだよねぇ。ここまで自己中心的で身勝手な男が、素直にヒーロー視されちゃ嫌だよね。でも、なんか、粘着質なものを感じるなぁ。
 サスペンスとしては読み応えがある本です。このままサスペンス映画か二時間枠のドラマにしてもいい感じです。読んで損はないです。というか、読んでおいてくだされ。