お、今日も晴天ですよ
昨夜の夕方から曇っていたのでちょいと心配していたのですが、今日も天気は良さそうです。よかったよかった。先週末、台風一過から金木犀の匂いが街角に溢れています。うちの庭の金木犀もその香りを確認しました。よそのものよりも匂いがやや弱い。土壌のせいなのかしらん?まぁ、今週一杯は匂いが溢れているでしょう。
そして読み終えたもの。
- 作者: 小林泰三
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/05/25
- メディア: 文庫
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『独裁者の掟』そのどんでん返しと物語の苦味が気に入りました。ものすごく苦い。でもとても好きです。切ない物語なんですよ。切ない話が好きな方は、是非読んでもらいたいです。
『門』えーっと、少しひねくれたロマンスです。あたしはそう解釈しました。それ以上言ったらネタばらしになっちゃうから言えません。・・・これが好きな短編を紹介する時のジレンマになります。話したいけど、言ってしまったらつまらなくなる・・・ぎゃー!!まぁとにかく、手に取って読んで間違いない一冊です。だいたいにおいて切ない雰囲気が漂っていますから、切ない話が好きな方はいいと思います。
知らなかったけど、この作者グロテスクなイメージが特徴だそうですが・・・ハードSFの描写ってグロテスクというか醜い部分がリアルというか、そんな感じなのであんまり気になりませんでした。いや、この本が軽めの描写なのかも。むむむ。