一転して今日は雨ですよ
なんだかぐずついた日々が続きそうです。あいやいやー。
昨日は町内の飲み会でした。お好み焼き屋さんで。デザートに結構大きなメロンが出て驚きました。うひゃー。ありがたや。ビールばっか飲みました。ビール腹でしたね。飲みすぎた感じもあるのでとっとと帰宅。そして読みかけていたコレを読み終えました。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
- 作者: フィリップ・K・ディック,土井宏明,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1977/03/01
- メディア: 文庫
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世界崩壊の原因が、冷戦までは核戦争というネタが流行っていたような気がします。今は原因不明のウィルスが多いかも。日本人の世界崩壊後SF小説、あるいはマンガがそんなのがよくあります。
それはさておき、『ブレードランナー』の原作とか言われてますけど、まぁ『ブレードランナー』見たことないのですけど、設定はアクションながらアクションに割かれた文章はものすごく少ないです。人間とアンドロイドの違い、感情移入がそれだという話。人間と見分けられないアンドロイドの需要ってのが存在するのかどうか不思議なんですけど、人間が緩慢に滅んでいく世界には必要なのかも知れません。ステイタスが滅び行く生き物たちを家庭でペットとして飼うって設定なので、説得力はあるよね。
こういう話にありがちなのは主人公は独身か、あるいは離婚してしまうかなんだけど、この話は結局主人公が奥さんのところに戻ります。ただし大きな喪失感を持って。奥さんもそれを癒しきれない。そういう虚しい感じがハードSFなのかなぁとか思ったりして。
押さえておくべき小説を読み終えて、色々考えさせられます。はい。