なんて明るい天気なんでございませう

 晴れです。昨日も晴れていたナ。そろそろ梅雨明けかしらん?いやいや、まだまだ・・・
 金曜日の夜、Bonnie Pinkのライブに行ってきました。ツアータイトル『ONE』にふさわしく、会場が一体感を味わえた、大変楽しいライブでした。やはりCDの曲を全て覚えていったのが吉だな。マイケル・ジャクソン追悼という事でメドレー歌ってくれた。嬉しかったぜよ。やっぱりマイケルはうちら世代のスーパースターだったのね・・・いや、オイラはCD一枚も買っていないのですけれども。
 正味二時間という時間がものすごく短くくて、本当にいい時間を過ごせました。はぁ、これだからライブはやめられぬ。
 はっ、次は九月のFROGのライブ・・・チケット予約しなくちゃだわん。
 ポルメリアの物語、アップしました。戦闘シーンナッシングで、漫才的にやりとりが多いですが、まぁ、こんな感じでよろしくー。8/23の東京コミティア初売り予定の『Polmeria 城砦落とし』がプリンプリントさんから出来たよと連絡が。
 まだこれを売ってもいないのに次の『Polmeria』は用意しなきゃだわ。次の話は少しアップが遅れるかもよ。すみません。
 そして読み終わったもの。

ウロボロスの波動 (ハヤカワ文庫 JA)

ウロボロスの波動 (ハヤカワ文庫 JA)

 愛知県図書館で借りたハードSFです。いや、緒方剛志さんのイラストにふらふらーっと手を伸ばしたのは内緒。
 時々ハードSFが読みたくなるのです。そしてだいたい疲れてがっかりするのですが、今回は大変満足しました。たぶん高次元のなんちゃらって、時の神みたいなものが出てこなくて、徹頭徹尾、人間の物語だったからかも知れません。ただし、価値観の異なる地球人とその他の太陽系惑星人の話ですが。この連作は太陽系人(AADDという組織名でいわれる)からの視点で語られています。過酷な宇宙空間で生き延びる為に、良くも悪くも効率と合理性、そして自らの能力、そして仕事に誇りを持ち、目的の為にあらゆる融通無碍を受け入れる太陽系人と、秩序を重んじる旧来の地球人たち。そのコミュニケート齟齬は紛争の火種を抱えつつも、しかし圧倒的な宇宙資源を開拓し、自らのものにしていく太陽系人の優勢に終始します。自らの目的を優先させ、相手を屈服させる事が目的でなければ相手を取り込んでいく、放置しておく太陽系人の行動様式により地球の政治勢力は温存されたままです。しかし外宇宙への開拓は否応無く進んでいく、他の知的生命体を求めて。
 ってな感じで今回は終わっていますが、作者はシリーズをまだ完結させていないようですネ。面白い話なので、また機会をみつけて続きを読みたいですよ。