今朝も蒸し暑いです
まぁ夏ですからネ。
昨日読み終わったベトナム戦争の本。うは、二十年近く前になるんだ。そうなんだ・・・ベトナム戦争も遠くなったなぁ・・・。
- 作者: 小倉貞男
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1992/10/27
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
国連介入によるカンボジアの内乱調停工作。ここまでが広義のベトナム・・・インドシナ戦争であると初めて知りました。始まりは第二次大戦中の日本軍の占領からで、ここからベトナムの独立の為の長い戦いが半世紀続いたとは、本当に知らずにいて、こりゃ根の深い話なんだなぁ。とはいえ、独立にまつわるのはアメリカが撤退するまで。それから統一をして終わりかと思いきや、国境線が不確定の為、中国、そしてカンボジアとも紛争を繰り返し、社会主義退潮の時代にもその体制を堅持していたら経済発展が遅れ・・・というエピソードが語られています。
うちの本業でお付き合いのあるメーカーはだいたいベトナムにも工場を持っています。自分がこの仕事に入った頃からだから、かれこれ十年以上前からでしょうか。その頃から見ても、まだベトナムは中国ほどの物価上昇、つまり経済成長をしていないようです。近代以前は中国との関係で独立したりしなかったり、近現代はヨーロッパの植民地、二十世紀は戦争に埋没してしまったのがベトナムでした。きっと全てがこれからの国なんでしょうねぇ・・・って、最新のベトナム情報はよく解らないのですがネ。