暖かい・・・はず?
昨夜の雨で暖かくなる・・・らしいですよ?いや、自分は知らないのですがネ。
土日はD&D三昧で、しかも来月からの新しいキャンペーンも望みどおりのシナリオに決まり、にやりですよ。鼻水がまだまだぐずっていますがネ。
そして、再読のような形で読み終わったもの。
- 作者: 今谷明
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2007/04
- メディア: 新書
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ただ室町将軍に止めを刺さなかった三好長慶→優柔不断、足利義昭を追放した信長→苛烈、冷酷、という一般論だけはいただけないかなーっと。結局のところ室町将軍を滅ぼす決断ができるできないは、彼らの軍事力を含めた政治状況によって評価しなければならないはず。
三好氏の軍事力は、確かに当時の畿内にあって群を抜いていましたが、圧倒していたわけではないですし、信長にしても足利義昭を追放するまでに数年、更に彼の息子すら必要としなくなるまでに二・三年は必要としています。それだけ既存の体制、既得権益者の力というものは強固なんですよね。三好氏の弱味は信長のように自分の配下武将を『鉢植え武将』になかなかできなかった事かも知れません。信長は占領地、例えば南近江などに、確かに対浅井氏対策があったにせよ、幹部級の武将六・七人を配置し、彼らの兵力を南近江に展開すれば畿内での反乱、造反にも対応しやすいですからネ。
三好氏は自分の部下、畿内の既得、土着権益に対して融和対策を打ち出した為に『仁君』と称され、そして権力を失い、結局瓦解しました。信長は『苛烈』と称されながら制圧戦に邁進し、天下統一の一歩まで進みました。
そういう違いではないかと思います。
まったく関係ないけど、名古屋市長選が今度あるのですが、現職市長さんが引退されて、それを受けての選挙なんですけど、『名古屋の市議の給料なんていらないだろう』とか言っている人が立候補するかも知れないのですよ。高額の給料をもらっている名古屋市議は既得権益者ですよね。彼らと対立必至の公約を口にして立候補する人がいるなら、投票しちゃうかもよ?ですよ。にやり。