晴れ?うす曇?
というような、ちょっと涼しい陽気です。
おっと、昨夜ポルメリアの物語更新しました。『ハガート』十と四つ目の物語です。よろしくー。
日本シリーズは巨人と西武という関東シリーズで戦われるようになったようです。つまり、両リーグ一位のチームが戦うということで、まぁこれがほんとの日本シリーズだよね?
そして金曜から週末に買って読んだもの・・・読んでいないのもあるですよ。
- 作者: 三浦建太郎
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/10/24
- メディア: コミック
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- 作者: 芦奈野ひとし
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: コミック
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- 作者: 志村貴子
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/10/25
- メディア: コミック
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- 作者: ゴツボ★マサル
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/10/25
- メディア: コミック
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マンガ本は以上です。そして図書館で借りて読み終わったもの。
- 作者: 尾鷲卓彦
- 出版社/メーカー: 影書房
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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前読んだ時はなるほどなー、と思ったけど、今回は待てよ?と考えました。この曹操の立場とか物の考え方が正しいのであるならば、曹操って政治センスがあんまりよくないのでは?
後漢末期、特に涼州軍閥の内紛に乗じて東選した献帝の朝廷はほとんど形骸であり、曹操の組織や軍事力がイコール献帝の朝廷と言ってもいい状態でした。仮に曹操が周公たらんとしたならば現実を無視した形になります。もし曹操が天下を統一した後、帝位につかずに引退したならば、権力の空白が生じ残った勢力による政局の混乱が生じます。晩年には彼もそれがわかったようで、「周の文公になる」つまり自分は皇帝にはならないけど、息子の代なら構わないよ、と逃げを打った訳ですな。
それで息子はくどくどしく世間との攻防をする羽目に・・・いや、息子もそういう意味では政治センスがないのかも。いやいや、漢王朝創設以来の名家と自認し、漢王朝とともに歩んできたと考えている一族の末裔としては、これが妥当なのかも知れません。これが袁氏、孫氏、劉備なんて連中なら、まったく躊躇せずに簒奪していたでしょう。曹操の悲劇は、演劇や物語の中でしか存在しない、忠義に厚い主君に匹敵する権力者になってしまったことなのかも知れません。その煮え切らなさが『三国志演義』の悪役になってしまった原因なのかも知れませんね。
だって、座り心地悪いもの。人は単純明快なものを好むものですからね。