蒸し暑いっすよ、ほんと

 就寝時は十二時過ぎています。しかしその頃になってもムシムシしていますので、多少寝つきが悪くなっています。そして朝は涼しくて寝るのに最適温度・・・だから何だか寝不足感が抜けません。ダメ人間継続中・・・。
 そろそろ来月のお祭りの事とか、今週末のD&Dセッションの準備とかしなければならないのですが、なかなか思うように物事が動いてくれません。プロパンガスを確保とか、駐車場問題とか、アルバイト確保とか、とかとか。
 まぁ、そのうち何とかなるでしょう・・・とかお気楽な事を考えていますが。セッションはシナリオ読まなきゃダメじゃん!!
 昨日は図書館に本を返したり借りたいしていまして、光文社文庫版のホームズ全集の最後の巻を借りようと思ったら、なかった・・・。ちっ。とりあえずホームズは読んだと言いたいが為に読んでいるようなものなので、まぁいいけど。
 さすがに昨日の今日では一冊も読み終えていません。でも自宅で読んでいるこれは佳境に入りました。

ローマ人の物語〈32〉迷走する帝国〈上〉 (新潮文庫 し 12-82)

ローマ人の物語〈32〉迷走する帝国〈上〉 (新潮文庫 し 12-82)

 以前にハードカバー本は図書館で借りて読みました。ギボンの『ローマ帝国衰亡史』でも持っています。どんなに努力しても方法論が間違っていたりすると報われないという例でして、しかも滅亡の坂を転げ落ちるではなく、ゆっくりゆっくりと力が衰えていくので、もどかしさや嘆息でいっぱいになります。これがローマンスピリッツが消えうせていく事なのだなぁ、と切なくなったりします。
 どこかのブログで塩野さんの『ローマ人の物語』最終巻について、四世紀の滅亡していくところが一番面白いのにあっさり書いていて、ちょっと残念というような事が書いてありました。しかしそのあたりを詳しく知りたいなら、それこそギボンの衰亡史を読めばいいと思います。塩野さんが書きたかったのは三百年の長きに渡って帝国を平和に維持し、諸国民に尊敬されたローマ人の真髄、ローマンスピリッツなるものであって滅亡のドラマではなかったのですから。ローマが地中海帝国を長期に渡り維持したのは、ローマ人=ローマンスピリッツと持ち主だったからです。しかし西ローマ帝国滅亡時には、ローマンスピリッツを持った人がごく少数派になってしまい、ローマンスピリッツとは異なる文明、対極位置するといってもいいキリスト教が支配者になっていました。これでは書くことが少なくなるのも当たり前ですナ。
 こういう本の影響なのか、教義にそれほど悪いものはないはずなのですが、どーもキリスト教徒というもに対して好感情を持ちにくいんですよねー、あっしは。
 まぁ宗教と言うものは個人レベルではいいのですが、大規模組織になればなるほど公的なものの利益と対立しやすいという事なのかしらん。・・・そうでもないか?やはり一神にのみ帰依するという教義の問題なのか?となると、世の一神教について、自分は引いてしまっているのかな?