暑かったり、涼しかったり
涼しいのは朝方のこと。暑いのは日中のこと。気温の変化が激しくて、ちょいと体が戸惑うこのごろですよ、はい。
朝涼しいから爆睡したいのですが、義務感がそれを許してくれません。まぁ早く寝ろって事なんですがネ。
ネットゲーのアップデートが少し時間がかかったのですが、珍しく新しいMAPに初日から言ってみました。いわく、これからは阿修羅の時代。ええ、何のことか解りませんね。スミマセン。
そろそろ読み終わるもの。
- 作者: 于濤,鈴木博
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2008/05/23
- メディア: 単行本
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いわゆる正史とか、残された文献を中心に、後漢末期の中央政界の動きを論じていますから、論の中心は曹操です。割と三国演義とは無縁の論調で、・・・ワープロでは出てこないんだよ、そういえば。のジュンイクの死や政治的立場に関しても興味深く論じています。
そういえば日本人の学者の『三国志もの』ってあんまり新書でもないし、あんまり刺激的でもないので(という事は三国演義の影を引きずっていたりする事が多い)、ちょっと新鮮でした。ただ曹操の徐州皆殺し作戦に関して考察していないので、そのあたり残念。まぁ政局的には公孫瓚と袁術サイドの陶謙の領域に、袁紹サイドというか手下の曹操が攻め込んだというだけの話で、どんなに虐殺が行われようとそれまでだし、だいたい曹操が青州、徐州を最終的に傘下に収めたのは藏覇というその地方の実力者を手なずける事ができたからなんですから、あんまり考察してもしょうがないのかもしれません。考古学的に証拠を探そうにも1800年近く前の事ですから難しいでしょうしね。
なかなか刺激的な論でしたよ、はい。