おどろいたー

 今朝のニュースで福田内閣退陣と知りました。あららー。退陣理由は支持率の低迷と国会運営の不調だそうで、まぁ仕方ないよネ。福田さんのせいではない問題で不支持が重なったと言えるし、そういう問題に対処できなかったから当然とも言えるし、野党が首相を辞めさせて金星あげたっ、と主張もできるでしょうが、気になったのは新聞の論調。
 『無責任』ですか。支持率低迷や問題処理能力を批判していたのだから退陣を歓迎すべきじゃないの?世論が首相を辞めさせたといっても過言ではないのだから、もっと喜ぶべきではないかしらん。それともこれが日本人体質と言う奴で、批判と悲観はできるけど『明るい未来』という奴が展望できないとか、そういう事なのかしらん。
 個人的には福田さんの、あの『たぬきっぷり』が好きだったんですよねー。失言とかも少ないし、馬鹿な事はしなさそうだし。とはいえ花がないのも確かで、花が必要な首相という地位は荷が重たかったのかも知れません。
 とはいえ、麻○さんとか○川さんとかの失言、思いつき発言を思うと福田さんの方がマシのような気がしないでもない。
 『誰がなっても同じ』という印象は相変わらずあります。頭がすげ変わっても体である官僚組織は変わらないかもね。とはいえ官僚組織がゴロリと変わるとしばらく機能不全になりますしナ。人がやっていた仕事を、まったく関わった事のない他の人が引き継いでもうまく処理できるはずないもの。官僚組織に自浄機能がないとうまくいかないという事なんですけどネ。黙っていても税金が集まってくる安心会計では、危機感を持てるかどうか疑問ですが。
 福田さんの事がなければまっさきに書こうと思っていたのが大分のこと。
 不正に教員採用試験に合格した人は辞めてもらうか、免職かどちらか選べ、とのこと。
 随分乱暴な話ですナ。学生であった時分の本人に贈賄をするだけの経済力があるかどうか疑問ですし、親が勝手にやったという側面もあるでしょう。不正採用が発覚した人たちの大半はクラス担任ということで現場が混乱する事は間違いない。子供たちにしてみればたまったものではない。そもそも、その採用試験の記録が残っているのか、本当にその人の採用に関して不正が行われたのか、まずそれを公にすべきではないかと思います。名前は伏せてナ。
 それから再度採用試験を受けてもらって合格点が採れれば教職にそのままついてもらうとか、そういう決定はできなかったのでしょうか?まぁどう見たって教育委員会全てが真っ黒に見えるわけなので、これもトンボの尻尾切り臭く感じるのは、私の心が黒いからでしょうかネ?