大雨の後の快晴

 土曜日も散々降っていましたネ。日曜日は気持ちの良いお天気で、日陰で扇風機回せば冷房いらないという・・・スバラシイ。今朝もそんな感じで、ちょっと寒いくらい?
 土曜日も日曜日もグダグダしていましたが、やはり湿気のあるグダグダと風が涼しいグダグダでは、グダグダ感が違いまして・・・でも眠たかったのは土曜日だよナ・・・アレ?
 金曜日にようやく読み終えて安心したもの。

悲しみよこんにちは (新潮文庫)

悲しみよこんにちは (新潮文庫)

 図書館で借りたのですが、『太陽がいっぱい』と間違えました。殺人事件ものを借りたと思ったんだけど読み進めていくうちに間違えた事に気がつきました。
 著者十九歳の作品とあって、文章の中に印象の異なる言葉で主人公の気持ちを書いていたりして時々混乱しますが、まぁよりリアルに人間の感情を描こうとしているって事なのでしょうか?
 結局のところ『愚かな父娘の愚かな行動』ってことかと思うのですが、そういって笑ったり軽蔑したりするのもよろしくないなー、とも思いました。快楽的な人が秩序と勤勉を標榜する人と一緒になろうとした悲劇とも言えるし、人間、目の前の快楽を追っかけて、そして苦い思いをするものなのね、とも思ったり。苦手なジャンルの割りに・・・いや、だからこそ考えながら読んでいるのかなー。久々に国語の勉強をしたような気分です。はい。
 そしてこっちも結構読み進めました。
王狼たちの戦旗〈4〉―氷と炎の歌〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)

王狼たちの戦旗〈4〉―氷と炎の歌〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)

 この戦乱の物語、何故するする読み進められないかが解りました。爽快感がないのです。勝ち戦を収めた側の視点で描かれていないのです。そして勝ち戦も政治的な勝利に結びついていない。また既刊で第四部が出ているというところからして、第二部も序章くさいのですよ。魔法の影が忍び寄り、既に大局を動かすようになっています。
 文庫版で読み進めるつもりなので大部の第三部を読むのは先の事になるのでしょうが、大団円になって欲しいと願って読み続けるのでしょうねぇ・・・ふむ。