熱中症・・・か?

 風邪でもないのに頭がグラグラします。長時間外で過ごしていないのでまさかとは思うけど・・・それよりも風邪の方が当たっているのか?何にせよ、先週は高温でふらふらになりましたよ、セニョール。
 土曜日に久しぶりにモスを食べました。復活メニューは旨かったですよ。ええ。復活メニューはね。復活メニューは。(くどい
 これだけ気温が高くなるとビールが旨いですネ。アルコールは体内で処理される時、水が必要になるし、ビールには利尿作用もあるし、ビール飲んだところでちっとも水分補給にはならないのですが、やっぱり真夏にビールは旨いですネ。だから熱中症くさいのかなぁ・・・あれれ?
 先日読み終わって面白かったもの。

新選 御家騒動〈上〉

新選 御家騒動〈上〉

新選 御家騒動〈下〉

新選 御家騒動〈下〉

 忠臣と逆臣が争う『御家騒動話』は時代劇の定番テーマだったりしますが、当たり前なんだけど時代とその大名家の成立状況、大名の性格(能力よりも性格がもろにでる)、家風というものが様々に入り乱れてなかなか面白いです。全てが家臣や大名の権力闘争なのは当たり前なんですが、幕府がそれに介入するにしても色々な事情がありますね。改易された外様大名の事が載っていなかったのですが、反対に幕府が助けようとして助けられなかった事例もあります。例えば蒲生家なんかはその典型で、信長の婿であり秀吉の信任厚い蒲生氏郷が若死にし、家康養女の婿であるその息子が成人すると、徳川幕府は様々な理由で取り立てようとするのですが、蒲生というのがもともと氏郷一代で大きくなった上方大名で、家臣の中には氏郷本人には私淑しているけれど、息子や孫など知った事ではない。気に入らなければ他家に仕える、という者が多かったようです。
 結局幼い当主が続き統制が取れなくなって領地召し上げされてしまったり。
 他にも将軍家から敬意を払われた秀康家も、家中統率に苦しんで減封されたりしています。幕府としては浪人を増やして社会不安が広がる事は望ましい事ではなかった為、家中に問題がなければ存続させる方針であったようですが・・・まぁ仕方ないですネ。
 そうなると気になるのは熊本の加藤清正家、広島の福島正則家とかの改易された豊臣恩顧の大名。同じ豊臣恩顧でも福岡黒田家や細川家、北陸の前田家は生き残っていますから、潰れた所と生き残った所の違いが知りたいなぁ。