湿っぽくって曇っていて
そして暑い・・・?
そういえば先週末、購入したこれを見ました。ちゃんと観るのはたぶん二十年以上ぶり・・・かな?
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2007/06/21
- メディア: DVD
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映画を観て何年もたってから、それこそ中学になってからだったか高校にあがってからだったかで原作マンガを読み、これは映画の脚本の方が旨いな、とか思ったものです。
昨年TVアニメ化されましたが、こちらは原作に忠実であることが売りのようだったので、デザインは洗練されたかもしれないけど、強いて見たいとは思わなかったナ。
もちろん二十年以上前の作品です。若き日薬師丸ひろ子さんの声優がげふんげふんであるとか、志垣太郎さんががんばっているとか、画像とかデザインとか、演出とか色々突っ込みどころはあるのでしょうけど、脚本は好きなんですよ。再認識したなぁ。よく二時間弱に収めていると思います。原作ではジョミーとトォニィに血縁関係はないのですが(確か)、映画では親子です。だからこそ生きてくる人間関係があるんですな。主に苦悩する部分ですが。
崩壊する地球体制。生き残った人々に迫る冬の苦しみ。助け合う人類とミュウ。そして春の到来を思わせる夜明け。それが映画のエンディングでした。主人公格の二人は既にいません。でも新しい時代の幕開けを告げるシーンでした。小学時代にこれを大画面で見てしまったので、主人公が死んでしまってもBADエンディングであるとは思わなくなってしまったのかも知れませんねぇ。
とか思ったりしたり。