雨降ってますねぇ
昨日の雨は夕立のようなもので、あっさりあがってくれましたが、今日はどうだろう?お客さんのところへ自転車でいきたかったのですがね。いや、名古屋駅前だから車止めるのイヤじゃん。(そういう問題か?
無事に『Private Laughter』入稿しました。東京コミティアが受かっていれば、『例のもの』として持ち込みます。P240です。P300には届きませんでしたが、これの編集で夏風邪引きそうになりました。そういう作品でございます。私が顔を覚えている常連さんには漏れなく押し付・・・げふんげふんっ!
ちょろりと読み始めたもの。
- 作者: ジョージ・R.R.マーティン,George R.R. Martin,岡部宏之
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/05
- メディア: 文庫
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まず全編通じての主人公というものが見えません。小さな章ごとに中心人物がいて、彼らを仮の主人公に立ててというか、彼もしくは彼女の視点で章の話を転がし、それを連作していく手法のように思えました。群像劇ではスタンダードな手法かな?解りやすいし。
政略、戦略、戦術の名手なるものが登場するとかは期待しない方がいいです。たぶん。ちょっとだけ慎重でちょっとだけ判断力があり、ちょっとだけ運がいい人間が生き残る。そんな感じ。情け容赦なく人が死ぬので、そのあたりがいたたまれないのかも。特に主人公格?と思っていた人間が結構簡単に死んでいくようです。
アメリカの作家さんなのかしら、イングランドの七王国時代をベースにしているのがモロ解り。海外勢力の力を借りて王位を奪還しようとする勢力が出てくるあたり、舞台となるのが七王国といわれるあたり、かつての七王国の王と統一七王国の王号に差がなく、しかも王位を得る正当性というものが語られていないところが、政治的にどうよ?と思うのですが、それは言わない約束?
まだ数章しか読んでいないので、これをアメリカのTVがドラマ化するというのは結構な冒険かも知れないと思ったりする。だってアメリカのドラマってマッチョなダンディとエロチックなハニーがアクション、バイオレンス、ロマンスを積み重ねるものでは(偏見
それはともかく、これがドラマとして成功するとアメリカの映画も作り方を変えるかもしれない。そんなお話ですね。