休日は日記を書いていないノダ

 連休お疲れ様でした。でもお休みや遊びに行って「疲れたとかいうな」という祖母の教えを思い出すと、自分未熟とか、だらけているとか、そんな事を思ったり思わなかったり。
 三日と四日は迷宮キングダムで相変わらずヒーヒー行っていました。
 五日は東京コミティアでまったり居眠り(おい
 イベントはねた後に、飲み会の前にギネスで喉を潤し、そのまま目の前の飲み会会場へなだれ込み。いつもは口の重い自分ですが(大嘘)、この日は最初から飛ばしまくっていました。酒がいい具合に入っていてからだなぁ。
 文章系サークルさんの集いにお呼ばれというか参加したので、色々その手の話を伺いました。でも自分が酷く理屈っぽい事を喋り飛ばしているなー、とか思ったり思わなかった。感性重視の本よりも研究書系の新書版をメインに読んでいるとそうなってしまうのかも・・・少し反省するが、感性の文章は小説よりも詩の方が優れていると思う偏見の持ち主だったりしたりして。
 いくつかの文章企画にお誘いされて、とりあえず今日帰宅したらネット検索してお邪魔する事にします。書けるかどうかは、その時に考えよう。六百字ほどで起承転結はつらいなぁ。骨組みだけの文章になるかな。それでも雰囲気をつくらなければならない。川柳とかをつくる要領か。そうだよね、そういう事にしておこう。
 連休中に読み終えたもの。

秀吉神話をくつがえす (講談社現代新書)

秀吉神話をくつがえす (講談社現代新書)

 戦国末期、織豊、江戸期を研究されている中では一番刺激的です。だから攻撃の対象にもなっているのですが、あおり文句が過激であるのが原因かも。それが宣伝目的にせよ、研究者仲間からは癇に障ると思われるのかなぁ。
 とはいえ、この方の論への反論という奴があんまり建設的でなく、それほど面白くないので・・・いや、面白いと思ったのは明知光秀の『本能寺の変』の動機ぐらいかな。老いて生まれた嫡子の将来の為にって。でもそれも空想・・・つまり小説の領域になってしまうんだよなー、確証と裏づけがないから。
 しかし、足利義昭と秀吉は再評価を要する人物だと思いますよ、ほんと。
ヴァンデ戦争―フランス革命を問い直す

ヴァンデ戦争―フランス革命を問い直す

 フランス革命の混乱期、王政期以上の重税と徴兵令に怒ったフランス西中部の民衆蜂起の話です。パリの共和政府は、これを暴徒と認定して殲滅戦を敢行・・・とまぁ、フランス革命の暗部ですね。
 こういう事実を知ると『革命』なんて暢気に口走る事はできなくなります。一時期邦楽ポップスでそういう歌詞やグループ名が流行ったけど、能天気だよなー。革命は戦争で、戦争とは生きる為に他人の財産を奪い合い殺しあう行為であって、能天気に口にしちゃいけない事なんですよねー。
 そうそう。この四日間、妹夫婦が姪っこズとともに到来。あんまり相手をしてやりませんでしたが、そのパワーの前に撤退したい自分を見つけ、むー、歳か。などと思ったりなんだったり・・・。