車が直ってきました。

 ぶつけられてから半月あまりが経過しました。長かったナ。これで製鉄所のお客さんところにもスムーズに行けるぜよ。よかったよかった。
 『Punks!』最終巻を一応書き終えました。土曜日にまとめて校正とか読み直しとかして、来週早々にイラスト描いて下さるヒシダさんに送ろうと思っている次第。タイムスケジュール通りに刊行してきた優等生でした。というか、この作品に関してはイラスト描いて下さる方の手が早いこと!!大変安心してアテにしておりました。今回もそうなるといいなぁ・・・。
 しかしこれ以上書くとあとがきで書くことがなくなるからやめておきます。最終話は書いていてナチュナルハイであった事だけは認めます。この感覚があるから書く事を辞められませぬ。病気ですネ、ほんと。
 それが終わったら今度はポルメリアの物語にかかろうとか思っています。次の話でとりあえず区切り。でもまだまだ続くよって感じ。・・・長い話を書くことが習い性になっている。反省・・・
 でもあきまへんなぁ。長い話ばかり書きたがるのは、それだけ考えるのが楽しいからなんでしょうな。
 今、ネットゲーしながら『ローマ人の物語 ハンニバル戦記』を読み直しています。小説の戦記ものよりも、実のところこのローマ人の物語の方が会戦描写は勉強になります。特にハンニバル戦争は、ハンニバル自身もそうですが対決するローマの武将たちも並以上の力量の者ばかりですから、行き詰るやりとりというものがあり、読んでいて張りがあります。
 ところが、先日別のハンニバルものを読んだのですが、もちろん学者さんの手になるものなのですが・・・何故かつまらん。何故だろう?おそらくそれは塩野さんほど書き込んでいないからかもしれません。塩野さんはローマ側に視点を置きながら、さまざまな自分の推測も入れて合理的な解釈をしようとしているのが解るのですが、学者さんの手になるのに文章が文学的ってのはどういうことよ?新たな資料が出てきたとか、イタリア在住の塩野さんの方がさまざまな資料に接する機会が圧倒的に多いという事もあるかもしれませんが、なんかつまらなかったなー。
 あれ?あたしゃ塩野さん中毒なのかな?