寒いのは今朝まで?

 だが明日までだかという天気予報です。まぁ、暖かくなった日が春になった日ということで。
 昨日はD&Dセッションをしーの、母親が物のためしでやってみたチーズフォンデュを食しーの、ネットゲーでMVPボスを知らないうちに倒していただの、いろいろありましたが、まぁ土曜日の方がインパクト大きかったナ。
 さて、寝不足気味で温泉宿を発ちまして、その後名古屋に戻った方々とは別に九名あまりが奥三河の観光地なんかをいったりしたり・・・って、本当に観光地なのか?
 最初に行ったのは風天洞というお寺さんなんだよね?日蓮宗のお寺らしいけど正確な寺号は見忘れました。いや、寺の名前を覚えていないぐらいのインパクトがあった。まず細い山道のような参道の両脇には、電気プレスでこさえた手ぬ・・・げふんげふん!くさい観音様が永代供養料を払った方の名前を台座に刻んで並んでおり、これが結構な数があります。あっしは何とか平気でしたが、他の方は帰ろうぜコールが早くも沸き起こる。そのうちに見えたのは、何故か信楽狸の列。一つ一つ意味があるらしい。よくわからん。
 次に分岐点に頭の大きな水子地蔵さんが・・・少し不気味。呼び物が洞穴を模した岩屋に七福神がいるというので、そちらに向かうと、拝観料が一人千円・・・まぁ、そこは繊維問屋の人が多い集まりですから「一人八百円にまからん?」とお一方が問いかけると、受付のおじいさんはあっさり承諾。しかも七千二百円の二百円を探していたら、七千円でいいとのこと。言っているもんだね、なんでも。
 さて岩屋は、ほんとに狭い!!一人しか通らねー!人の手でこさえたものなので、足元はしっかりしているけど水は滴るし頭を打ちそうだし・・・って、あっしは何度かぶつけた。あう。中にはいろいろなヒンズー系のエロエロモロ見えの仏像(?)とか、七福神とか、いわゆるシモネタ系のご利益が歌ってあったり、現世利益をうたっていたり、怪しさ爆裂で興奮と笑いの渦が。まぁ狭いし急な階段とかあって足元注意しないと危ないので、周りに気をつける暇はなかったけど。
 そこを出ると蛇の神様の為に蛙の像をお供えしていけとか、巨石に仏像の絵が描いてあって寝転んで見てくれとか、『ぽっくりパンツ』を家族のお土産に買っていけば両親に喜ばれるとか・・・おいおい、ほんとにここって仏教寺院?
 どうも住職かお寺の方が肖像画家でいらっしゃるらしく、色々な肖像画が飾ってありまして、なかなか圧巻なんですけど、歴代天皇像には呆れた。百何十人分、日本書紀から今上天皇まで全て描かれ展示してあるのですけど・・・これだけ描く時間と手間を考えると、呆れるというか感心するというか・・・すごいもんだなぁ。他にもよく解らん展示物がてんこ盛り。供養してくれ、と持ち込まれたものをそのまま展示しているのではないかと疑ってしまったですよ。真相は不明。
 他にも男女の性器をそのままかたどったご神体があるらしいですけど、そいつは見なかった。ザンネン。
 打ち止めは『戦艦陸奥の遺材』。謎の沈没を遂げた戦艦らしいけど、水兵の火の不始末とかが真相だったりしてと考える私の頭の中は真っ黒です。あと、日本中に散らばる遺材を集めたら陸奥が一隻以上できるに違いないとか・・・。
 ここよりも規模が大きいところが蒲郡にあるらしく、来年はそこに行こうという話が早くも持ち上がっていました。好きだねぇ。
 その後は足助の一の谷というところで昼食をとったのですが、冬季限定で雉鍋、猪鍋、熊鍋がありまして、ちょうど三人一組で一つの鍋を囲めるということで、雉、猪、熊を一人分づつ頼み食べました。雉は鶏味、猪は豚肉にやや歯ごたえがあるもの、熊は一番癖があるけど脂身が一番おいしかったなぁ。甘くて。食べすぎであたしゃ苦しくてあきませんでしたわい。
 夕食時までお腹がそれでもたれてしまったし、寝不足もあり土曜日は早々に寝ました。いや、日曜日はD&Dのセッションあるしな。
 しかし、冬の山里はいいですなぁ。色んな意味でナ。