う、結構重くなっちまったようです。
なので新しいPCの方から書き込みます。だからどうだという感じもするが。
先週末、アマゾンで発注していたものが予想外に早く到着したものですから、そのDVDを週末は見ていました。まぁ買ったのは好奇心からイタリア・ポルノ映画とアニメ『ブラックラグーン』の第二期なのですが。
実をいいますとアダルトビデオは見た事はあるのですがポルノ映画というものは見た事がなく、いやあるか。あるけど何か白けるばかりで特に感想を持った事はなかったのですが、こいつはちと違いましたネ。
- 出版社/メーカー: クリエイティブアクザ
- 発売日: 2006/10/27
- メディア: DVD
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彼には子供の頃、父親と今は亡き母親が、昼間からお祭り騒ぎ(想像してください!)しているところを覗き見てしまい、それからどうも父親に対して一線を引いて接するようになってしまったというトラウマがあるのですが、そのトラウマはあんまり深く語られない。なんか父親がお盛んというイメージを植えつける為の設定みたい。
さて、そのメイドが言うには父親に通ってくる女性の中に彼の妻がいるという。顔は見ていないが後姿は間違いない、と。妻に別居の本当の理由を問いただすと男が原因だという。しかし愛しているのは彼だと。あの男とはお祭りの関係しかないと。その男との関係はいつからなのかと尋ねると、結婚式の日からだという。彼がちょっと席をはずしたすきに後ろから・・・って、え?
結局妻は相手の男と別れて、父親と別居する彼の元に戻るという。父親との別居をもっと早くしていればよかったというのに、何故か部屋が気に入らないから、また父親と一緒に暮らそうという妻。父親は素敵な人だと妻の言葉に、彼女の相手は父親であるのではないかとの疑念が晴れない。結局晴れないまま劇終。
全ての演出にエロを入れている以外はメロドラマって感じがしました。なかなか演出も面白い。彼の夢の中での妻と亡き母親がよく似ていて、どちらもプロンド美人で、まぁ母親の方は控えめエロスですが、んでその二人と関係していた、あるいは関係しているかも知れないお盛んな父親。子供の頃の、父親に反抗し父親の頬を叩く彼。父親はそんな彼にいけない子だという。そのシーンが何度も繰り返され、最後に父親は悲しそうに『愚か者』という。あと、妻が父親との同居を望んでいると告げたとき、妻は彼に手を差し伸べるけれども彼はその手を取らずに無言で先に立って歩いていくとか、そういうシーンが結構興味深くて面白かったです。
なるほど。こういうシーンがあって脚本があるのがポルノ映画なのね。なんか演出が勉強になった気がしましたよ。
『ブラックラグーン』については、また後日。あ、まだ本命を聞いていなかったですよ。いかんいかん。