昼間で寝てた・・・

 最近そういうのが多いなぁ。明日は急ぎの荷物の為に店にいかなきゃならないから早寝しなきゃならないのに・・・先週もこのパターンだったな?学習しないなー・・・ワシ。
 んで昨日買ったもの。

 表紙がギャンだったので少し驚きました。オデッサの核ミサイルエピソードがああいう感じで消化されるとは思わなかったナー。
 印象としてはマ・クベがやたら格好良く死んでしまったこと。確かに、物語として彼を生かす理由はないので正しい選択かもしれません。
 しかし、安彦さんって大軍の描写が『大群』になってしまうのね。大規模な布陣が描かれておらず、何やら乱戦に終始したオデッサ戦という印象しかないや。
 そして、あいかわらずシャアは酷い奴でした。いや、あらゆる方向性からして。人としても軍人としても、どうかと思うぞアイツ。
チェーザレ 破壊の創造者(4) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(4) (KCデラックス)

 読んでいて思うけど、チェーザレって人は熟年ほど引かれるのかしらん、とか。塩野さんは三十代で書いていたか。しかし、こんなにピサ時代に紙数を費やすとは予想していませんでした。この先どれだけの長さの大作になってしまうのだろう・・・。
 それにしてもチェーザレの妹のルクレツィアは美人で極めて女性的な、つまりエピソードは好奇心をかきたてられるけど歴史的に見ると魅力に乏しい人なのですが、今回描かれた彼女は近親相姦説をプラトニックな形で消化してみせたような印象です。可愛くて少し変わった感性の女の子という感じ。
 政治の世界では彼女が能動的にしたことは、全て無駄に終わった。と酷評されるルクレツィアですが、その華やかで悲しくも幸福な一生だけは変えないで欲しいです。じゃないと魅力的になりすぎる・・・。