お祭りが近いです。

 日常業務と平行して準備を行います。あっしはまだ大した事ありません。大したことあるのは来週からです。しかしなんか忙しい気がするなぁ。何故だろう?
 武田信虎の本を読んでいます。
 読んでいて思ったこと。武田家というのは先代から内訌続きで、しかもそれが京都の幕府や関東の諸勢力が関わりあっていること。今川、北条(伊勢)氏と争い続けていたのが、今川義元の代になり今川武田が同盟を組み、二代に渡って同盟を結んでいた今川、北条が敵対関係になったこと。そして信玄のクーデターにどうも義元も絡んでいたらしいこと。その後信虎は駿府ではなく京に屋敷を構え住んでいたらしいこと。
 色々と新しいことが解って面白いです。まだ全部読んでいませんがネ。
 内田さんの文庫は「タンタルス」。お酒にまつわることなど、色々の随筆です。戦時下は統制されていて、お酒やジュース類は一人二本までしか許されていなかったとか。これは初耳。だいたい昭和十五年ぐらいのことで、内田さんはそれがちと不満だったようです。いわく、飲むペース配分と量に困ると。なかなか食事を取る時間や量、種類にも煩い人であったようで、ごねてます。美食家というほどではないです。自分の思い通りにならない、って腹を立ててる。でも権威に弱いらしくお上の批判にはなっていない。いや戦時下の雑誌に載せたものだから、そんなことは書かないだろうけど。
 同時進行で複数の本を読むのは面白いです。