羽田健太郎氏が亡くなりました。

 自分たちの年代なら『超時空要塞マクロス』の音楽を担当なすった人、が一番解りやすいのかな。その後あたしゃ中学時代聞いていたFM番組で知りました。やたら朗らかなおっさんだなーっと。享年五十八歳という意外な若さだったので、今の自分の年ぐらいの時にマクロスの音楽をやっていたのかな?と考えると若い頃にアニメの音楽をやったのか〜と何となく関心したり。
 当時はまだ、声優さんも音楽関係者もアニメに関わる事はバイト感覚か、少し恥ずかしい分野だったよーな気がします。織田哲郎(?)氏がボトムズの主題歌歌っていたけど仮名だったしね。今はそうでもない。というか結構積極的だったりする。
 その割りにゴールデンタイムアニメは凋落している気もしますがね。限られた予算や条件の中で何を見せるのかが明確でないせいなのかしらん。
 そうそう、土曜日に「地球へ」を見ました。昔小学生の時に見た映画版の演出と比較すると面白いなーっと。セキ・レイ・シロエが反逆し撃墜されるシーンでした。映画は悟りきった態度で地球へ向けて逃亡するシロエをキース・アニアンが涙を流して撃墜する。TV版は原作に近くて、熱に浮かされたように超能力に目覚めたシロエがネバーランドを夢見て地球に向って飛び、やはり涙を流すキースに撃墜されていました。
 原作を見ずに映画を見ているせいか、映画版の演出の方が好きです。地球に向ったところで反逆者として殺されるだけだ、引き返せ。と説得するキースに対し「試験管の中で育ったお前には解らないだろうな」と拒否する神谷明(!)シロエが格好よかったですよ。
 上の二段落は「地球へ」を知らないと解らないですネ。