一日たったら元の木阿弥〜

 肩が重たい・・・もんでもらって軽くなるのは一時的なものでした。はぁ。ラジオ体操をするといいと言われましたが、第一体操のやり方忘れました。いけませんねぇ。
 仕事と平行して今日は近所の会社の会長さんの告別式があったので、ちょいバタバタしました。うちの亡くなった祖父さんと同期で起業して、卸としては日本有数の会社を育てた方でした。祖父さんが生きていた頃は何度かうちにみえましたよ。・・・両方とも耳が遠くて果たして話が通じているのかどうか疑問でしたが。
 同じように戦後の闇市で儲けたにも関わらず、考え方と性格の違いが明暗を分けたって感じです。まぁ大きくなったら大きくなったで苦労があるので、別にいいのですが。
 しかし人間性というのは死後も出ますネ。
 そして配達中に読み終えました。

白き狼の息子―永遠の戦士エルリック〈7〉 (ハヤカワ文庫SF)

白き狼の息子―永遠の戦士エルリック〈7〉 (ハヤカワ文庫SF)

 一連のエルリックシリーズの中では一番読みやすかった、というか読んでいて浮かんだ情景が楽しかったです。主人公が十歳ぐらいの女の子で、彼女と中盤まで行動をともにしているのが二足で起立して歩くキツネのルニャール卿だからでしょうかね。既刊七冊の最後を飾り、四巻最後で「法」と「混沌」の戦いの後、ストームブリンガーに命を奪われるエルリックのエピソードにつながる物語としては、読んでいて何故か悲壮感を憶えませんでした。おそらく女の子とルニャール卿のお陰でしょう。全作品の中でもおとぎ話めいているしネ。