ほぐしてもらいました

 知り合いのカイロプラクティックのマッサージ師さんにもんでもらいました。すんげー硬くなっていたそうです。小一時間かかったなぁ。ネットゲーで余計なところに力が入っているか?ちょっと熱が入りすぎましたか。ここんとこ一次職のJob50転職を二体ほぼ続けてやったものですから、あー痛い・・・。ってROやっていない人には解らない話題ですが、まぁちょっと大変な事をやったと思って下さい。
 ローグはともかく、アルケミストは戦闘向きじゃない商人というクラスからの転職でしたから、何度もくじけましたが何とかやりました。ひゃっほー!!しかし、目的のホムンクルス育成にはまだまだ程遠い・・・。まだまだ地道な努力が必要です。
 昨日も書きましたムッソリーニの本。政権を奪取し独裁体制下にイタリアを支配したところまで読みましたが、ナチスヒトラーとは随分毛色が違います。
 独裁を過渡期と考えていたとか、挙国一致政権樹立の為に右から左までの政治家、それどころか民間人まで登用して組閣したとか、まぁそれは失敗して、結局国粋党を合流させたファシスト党で固め、『ムッソリーニの独裁』体制を敷いたとかね。
 ただ独裁といっても、一人で決裁するという意味の『独裁』らしく、反対者を抑圧し虐げる類の事はほとんどしていません。政治犯が千数百人、懲役に服している者が二十名ほどという記述には驚きました。ナチス・ドイツソ連ユダヤ人や反スターリン派を数十万単位で血祭りにあげたり、強制労働を強いたりしていた時代。民主主義国家を胸を張るアメリカで、日系、イタリア系、ドイツ系が数万人収容所に隔離された同じ時代に、迫害を受けた人間の数が千数百人・・・。
 他の国なら、ほんとか?と疑う事もありますが、イタリアなら納得できたりする。歴史的に見て一方的大虐殺がほとんど起こっていない国ですからね。
 塩野七生さんあたりは、古代ローマ皇帝のフォルムが並んだあたりに、軍隊の行進を見るためだけに広い道をぶちぬいちまって!!とムッソリーニを怒っているのですが、都市は生きている人々のものだし、当時の弱体イタリアを何とかまとめようと考えていた人々にとって、古代よりも今が重要だったのかもしれません。
 しかし、政権を取ってしばらくの間のムッソリーニはとても現実的な判断をしているように見えるのですが、何故『準備不足』と酷評される第二次大戦参戦なんかしたんだろう・・・と思います。