今日もいい天気・・・

 でしたが、工事があったため大変でした。・・・臭いが。
 うちの店は築四十年近い四階建てでして上がアパートになっているんですが、古いから頻繁に修理する必要があり、今日も防水の工事をしていました。うへー、シンナー臭い・・・
 工事をしていた人も帰りがけに頭がクラッときたと言って見えました。うう、危険だわ。
 選挙結果は、東京都知事選は予想通り、地元の結果はちと予想外でした。新人さんがトップ当選って凄いなあ。しかし思い返すと、選挙戦の前から自分の名前を工夫して売っているんですよね。なかなか演出が上手い人でした。そしたら経歴・・・というか職業欄に舞台演出家ってあるじゃん・・・なるほど、そら上手いわ。
 図書館から借りたアフガニスタン戦争の本を大方読み終わりました。ソ連軍撤退までの局面で、その後のタリバン政権や米軍の介入といったところは触れられていませんが、当時のソ連軍は米軍がベトナムで体験した事を気候は違えど体験し、局面によっては米軍以上に苦しんだ事が解りました。海に面したベトナムだと、制海権を握っている米軍は海上輸送で比較的安全に前線に物資を運ぶ事ができたのですが、内陸の、しかも鉄道はないわ街道も限られたものしかないという、近代戦にまるっきり不向きな土地にトラックや空輸で物資輸送を続けたのですから、大変です。トラックはゲリラに襲われ何千台も失われ、航空機何十機もが何往復もするのですから燃料費だって馬鹿にならない。戦争が長期化するのが避けられなくなった時、軍は増兵を要求したそうですが、十万人規模の兵力を展開するだけの物資を運ぶのが精一杯だったようです。
 それでも、ゲリラを支援する国が貧乏なうちは、東側超大国の最新兵器、特に攻撃ヘリがゲリラを追い立てていましたが、米国において議会で支援が決定されると一変。個人装備の高性能携帯対空ミサイルがバカスカ空軍の機体を落とし始め、ソ連軍は苦戦し始めます。それに当時のソ連に十万人の兵力を国外で、しかも十年近くに渡って作戦させるというのは大変な負担だったようで、共産党支配体制が揺らぐ事になりました。
 まぁ、何度経験しても、何度読んでも、『持っている』国の戦争って言うのは割が合わないもんだと理解できないんだなぁ。とか思ったりして。