冬が戻りましたよ。

 冷たい風が吹いていました。冷たい雨も降りました。冷たい冷たい日でしたヨ。うひー。
 今日買ったもの。

COSMICOLOR (DVD付)

COSMICOLOR (DVD付)

 DVDの方はまだ見ていません。Lovesシリーズ完結編だそうです。ということは、ゲストボーカルを迎えてのアルバムは今回で一段落で、次回作から新しいレギュラーボーカルをいれるって事かしらん。どうなんでしょうね?配達中に聞いていたのでイマイチ熱心に聴いていませんでしたが、相変わらず音で遊んでいるようでして、面白かったです。
 今図書館で借りて読んでいるのはアフガン戦争の本。前にも別の本で読んでいましたが、今なお混乱が続いているアフガンを初めとするイスラム諸国では、貧しさゆえの混乱なのか、イスラムの伝統社会にこだわる混乱なのか、民族主義的なものに根ざした混乱なのかよく解りません。いや、もしかしたらその全てが絡み合っているのでしょう。
 旧ソ連が介入し泥沼に陥った頃と現在の状況、どちらがいいのか悪いのか解りません。もともと遊牧で暮らしていた人々に西欧資本主義が入ってきてもなじめないし、かといって今の国際社会はそちらが主流で物事を動かしているから、資本主義の考え方を知らなくては国際的に損をしてしまう。
 どちらかというとプラグマティックな考え方が好きなものですから、宗教の熱狂など薬にもしたくないのですが、しかし五百年近くイスラムスンニ派オスマン・トルコに支配されていたギリシアイスラム国家ではなく、ヨーロッパのキリスト教徒(ギリシア正教ですが)多数派の国でいるのは、コンスタンティノープルオスマン・トルコに征服される時、ローマ・カトリックを拒絶して人頭税を払いながらも宗教を守っていたからで、国というものは一体なんなのだろうかと考える事があります。
 おそらくギリシアの人たちにとって宗教といい文化といい風俗というものが守られれば、自分たちのアイデンテイティを守る事ができたわけで、イスラム過激派の人たちもそういう考えでテロリストしているのかも知れません。
 人それぞれとは言うけれど、血まみれの手で国や文化を守る事が正しいとしても、やっぱあたしゃ嫌ですね。日本人のように咀嚼して取り込んで、変化する事を厭わない人種というのは、彼らから見ると無節操なのでしょうか?