暖かい→寒い2
今日もそんな感じでした。車を運転している最中は暑いのですが、風が強いので外に出ると寒いです。
今日買ったもの。
『放浪息子』6巻 志村貴子
ほのぼのですネ。いつもギスギスしたものを読んでいるので、こういう日常的な話を読むとホッとします。でも他にはほとんど読んでいません。やはりギスギスしたものが好きなんですネ。
ギスギスって書いているとギスヤンキとかギスゼライとか思い出してしまいました。訳解りませんネ。読み流して下さい。
『秘密』3巻 清水玲子
はい。ギスギスしたものです。人の脳の中の記憶を過去五年に遡ってまでなら映像化できる技術が確立された、五十年ほど未来の話です。・・・って、この巻で知ったけど。最初は大統領が暗殺されて手がかりがまったくなく、大統領が何か見ているかもしれない・・・という話が第一巻にあったのですが、二作目以降は猟奇殺人を扱う日本の話になりました。分厚いから短編が複数あるのかと思ったら、長編一編でした。
いやー、どうして清水さんは性犯罪のイケニエに美少年を使うんでしょうねぇ?やっぱり美少女よりも美少年の方が趣味なんですねぇ。考えてみれば、この方も結構古い白泉社の少女漫画家さんですヨ。いや、白泉社の少女マンガはBLという言葉が誕生する前から、BLでしたから〜。
でも清水さんは、超長編より短い話の方が濃くて辻褄があっていて、いいですネ。
そして昨日買って読み込んでいたので書けなかったもの。
『ヴィンランド・サガ』1〜4巻 幸村誠
題材は11世紀の北海沿岸諸国。ヴァイキング全盛時代で、フランク王家が消滅し、フランス王とドイツ王が誕生した頃。そしてイギリス一国を統一する王がおらず、デンマーク・ノルウェーを支配するデーン人の王がイングランドを征服しつつあった時代。
ちょうど私の知識が欠落している時代です。フランス・カペー王家は揺籃期で王とは名ばかり、イル・ド・フランスの伯爵という程度の力しかなく、ドイツ王は部族大公の封じ込めにカトリック教会を使い、その聖職諸侯にも牙を向かれだしたころ。
デンマーク・ノルウェー・イングランドを支配し、ヴァイキングの全盛時代を作り出したクヌート大王の話になる・・・と思われます。なかなか深いです。熱いです。そして悪党が一杯です。素晴らしいです!重要なのは悪党ですよ!
最初は週刊少年マガジンに掲載されていたそうですが、これは勿体ないです。子供に読ませるのは勿体ない。アフタヌーンに掲載誌が変わって良かったですネ。今後の展開に期待です。
しかし問題なのは並べる本棚がないという事なのですが・・・