暖かな日和ですネ

 冬じゃないですね、もう。
 夕刊に今年の大河ドラマ山本勘助』の出身地はうちだ!!とかってNHKに抗議しているところがあるとか書いてありました。そこではないところが出身地とNHKは発表したそうな。
 しかし、山本勘助自体が半ばフィクションの人物であり、信頼できる資料には、ほとんど出てこないのですから、どこでもいいと言えばいいんですけどネ。観光客誘致の見地からすると問題発言ですわな。ああ、商売が絡むと人は怖いですよ。
 大河ドラマも見なくなり歴史小説も読まなくなって久しいです。三年前の『新撰組!』は三谷幸喜作品だから見ていたって感じですしね。だいたい脚本家や監督の好みでドラマを選ぶようになりましたよ。あ、『のだめカンタービレ』は上野樹里で見ましたけどね。
 色々な研究成果を元にした読み物を読んでいると、通説とか小説の内容が読めなくなってしまいます。室町時代というものが上流社会にいくほど多角的な商社のような存在になり、意外に農村からの年貢を収入のメインにおいていない事とか、農民は自分で自分たちの村を守っていたとか、色々解ってくるともうダメです。
 だから小説とか読まなくなってきたのかなぁ。
 しかし表現力アップには良い文章表現に接していなければダメな訳で・・・やばいのかしらん、ワシ。文学系文章に興味がもてないというのはヤバイ証拠かしらん?