ハロウィーン・・・ってなに?

 姪っこの保育園がキリスト教らしいので七夕はないけどハロウィンはあるそうです。『ハッピーハロウィン!』っつといって、と妹にメールしたら「なんじゃそら」ですって。あかんなぁ・・・そうなのか?
 昨日買ったもの
 『ふたりめの事情』久世番子
 タイトルのマンガはともかく(マテ)、巻末収録の投稿作品が私は好きです。去年まで男子校、女子生徒は二人だけ。しかも背景に花を背負わない。『山椒は小粒で、ピリリと辛いぜ』的なムトーが好きですね。男にちやほやされたら女らしくなる、という目的で入ったにも関わらず、より男っぽくなったという彼女。それに対し男子生徒から告られると悩む、花を背負って登場する春田。設定が好きだ。イカス!
 『日露戦争物語』22巻 江川達也
 残念ながら、これはもうマンガではなくなっています。小林某氏の『ゴーマニズム宣言』に通じる主張をかますエッセイみたいなものになっている。次の巻もこうなら買うのをやめようかと思います・・・。
 作者の主張するところも解らないではないが、しかし『善意』というものはしばしば『独りよがり』になり、結果として誤解されるか人に利用されるか、という落ちになる。第二次大戦の日本は、あえていうならそんな感じで没落したようなもんです。
 『地獄の敷石は善意でできている』というローマだかイタリアの諺が私は好きなので、「〜の為にやっているんだ!」という論理は国政レベルでは信じてはいけないであります。方便という意味で考え、ひたすら敵を少なくし自国の利益を考える。それでなくては国なんてやっていけない。というか国際社会という鵺的空間では泳いでいられない、と思います。
 そういえば江川さん『源氏物語』もストップしているのでは・・・スランプかしらん?