雨で蒸し暑いっす

 昨夜は冷えたビールは両親に飲まれてしまいました。ぐっすん。いいもんねー。度数60の『どなん』があるから〜。
 今日図書館から借りた本の中に、ホルモン料理について取材したものがありました。出版社名は何だか左って感じですが、内容は思想的なものはなさそうです。まだちょろりとしか読んでいないのですが、伝統的に日本で内臓を食べていたのは被差別部落民で、この人たちは『ナカノモン』と内臓の事をいっていたようです。伝統料理は煮凝りや雑炊、味噌だきが中心に、酢和えとか色々あるようです。食べてみたいなぁ。
 戦後は在日朝鮮、韓国の人たちが闇市で統制外の内臓を商って、焼肉屋を始めて、日本人が『ほかっていた(捨てていた)』ものだから、とか正肉だけとって後の牛の『死体』を供養して埋めてしまったものを『掘り出した』からとか、諸説あるようですが、とりあえず男性ホルモンとかの『ホルモン』が語源だろう。精力のつくものという意味でつけたのだろう、というのが有力らしいです。
 本の中心は関西から西で、被差別部落の存在とか、私も広島で就職するまで知りませんでしたよ。名古屋にも屠蓄場は高畑にあり、そのあたりが屠蓄、つまり被差別部落であったのか、と想像できるのですが、ホルモン料理の話は聞いた事がありません。
 焼肉屋のメニューでホルモンはあるのですが、素人が自分で焼いて食べるので、おいしい食べどきというのは解らず、なんだか損している気分です。
 どっかにおいしいホルモン料理を食べさせてくる店とかないのかなぁ・・・。