少し曇がち・・・

 昨夜、トリコロール3の第一稿をなかせさんに送りました。てけとーです。ネタに煮つめはこれからです。来年の夏コミ用なので余裕こいてますね!
 今夜から前連載していたガンダムネタのオリジナル小説の校正に入ります。気持ち悪いところを治さなければなりませんよ?
 今日買ったもの。
 『ベルセルク』 三十一巻 三浦健太郎
 活劇です。活劇だらけです。展開は火に水に雷です。バリバリです。そういう話ですよ。心理劇とか進むと個人的に楽しいのですが、しばらく活劇でありますネ。
 図書館で借りた本で、今度はドイツ海軍Uボートのエースの話を読んでいます。書いた人はアメリカ人で、ナチス嫌いですね。訳者は評伝相手の弁護をしていたりします。著者は実際にナチスドイツと戦った国の人なので、味方の国の軍人、民間人が虐殺されるとトサカに来ているようですが、戦争なんだから殺すの正しい、とか、武器を持った人間はタガがはずれりゃ皆殺人鬼という現実の一側面には目を瞑っているみたいです。イギリスやアメリカやロシアの軍人だって戦争になれば容赦なく敵国の人間を屠ってるのにねぇ。
 名前を忘れたのですが、このUボートの艦長は部下に対して父親のように振る舞い、尊敬され、ナチスの良いところだけを見ていた、政治的には単純素朴な人柄が見えてきます。
 誰だって自分の国を守る為に戦っているんだし、信念やらイデオロギーやらを信じて戦っている。民主主義や資本主義ばかりが正義ではないし、行き過ぎた資本主義は貧富の格差拡大の不公平社会だし、民主主義は衆愚政治になりかねない欠点を持っている。
 イデオロギーを人に押し付けて正義を振りかざす人よりか、それぞれの主義主張に干渉せずに家族や故郷や仲間の為に戦う人の方が信用できるような気がします。