秋の気配です

 虫の音はもう早いこと秋と夏が混ざっていましたが、今日は陽射しが強くても風がやや涼しく秋くさいです。冷房入れずに眠れそうだ。
 今日買ったもの。
 『日露戦争物語』二十一巻 江川達也 
 重要な戦況を詳しく描写しなければ戦争の意味や流れが解らないにせよ、戦争の描写というものは、特に戦略、戦術の描写というものはマンガでは適していないのではないだろうか、と思えます。作者自身時間のない状況の中で試行錯誤しているのかも知れません。ほとんどマンガらしい動きがない胸像になってしまうのが辛い・・・。
 まだ日露戦争ではなく日清戦争の時代なんですが、確かに戦況の変化を地図を使い刻々と表記していくのは良いのですが、そんなに魅力的な方法とは思えない。やはり画像主体の表現方法では、きったはった、撃った撃たれたという活劇表現は見せ方があるものの、戦術、戦略というあまり活動的でない部分は表現し辛いのかも知れません。
 そういえば『スターウォーズ』の集団戦闘シーンって決まって乱戦だったなぁ。どうみても指揮官レベルの無能をさらけ出している戦い方でしかないんだけどなぁ。あんな戦争なら素人でもできるわい。
 そういえば『グラディエーター』という古代ローマを扱った映画はどうだったんだろう。どうしても古代ローマ帝政ローマは悪いものとして扱うハリウッドだから、いやんなっちゃうだろうと思ってみていないけど、戦争シーンはどうだったのかな?
 『トロイ』は、まぁまぁでしたよ。トロイ軍もギリシャ軍も、一応戦術というものは存在していました。