続、蒸し蒸し蒸し・・・

 今日夏コミへ行くための夜行バスのチケットを買いに行きましたら、発売日初日から一日スズレている事に気がつきました。まぁ大丈夫だろうと思っていたら、東京駅行きを売り切れ!!早いぞ・・・しかたなく新宿行きを買いました。山の手線代が余分にかかるけど致し方ない・・・むー、やはり侮れんな、コミケ!!
 ドイツ編に引き続き、食文化の本イタリア編を読んでいます。いやー、ドイツとは違いますね!!パスタ、パスタ、パスタ・・・ミネストラ。穀類と野菜、野菜!!肉もあるけどね、という感じです。ドイツでは、白パン、黒パン(どっしりとして腹持ちが良く、酸味があるようです。以前、小麦とライ麦が混ざったパンを食べたが、これはこれでいける〜)、ビール、ジャガイモ、ソーセージ、ハム、肉!!でしたが。面白いですね、これ。
 五十年史や『天使の家』で、多くの国が出てきますが、それらはヨーロッパの国を当てはめて、自分流に適当に変えております。例えばランスはドイツのよーな。ネストリアはフランスのよーな。もちろん、地理的にまったく異なるので、そのまま使う訳には行きませんけどね。ラーダットはイギリスだが、完全に内陸国だから完全に当てはめられる訳は無いですし。
 その参考の為に、食文化とかも特色が出せればいいかなーっと思って読んでいます。ただ、中世ヨーロッパの食糧事情と言うのは身分によっての違いはあれど、地中海とアルプス以北の違いがあるぐらいで、だいたい下層民は雑穀の粥、ハレの日のパン。貴族は肉、狩猟の獲物の肉!!って感じであんまり変わりはありませんね・・・
 あと、佐藤賢一氏の『英仏百年戦争』という本で目から鱗の事実。英語で丁寧、気取った言い回しはフランス語語源であり、イングランド王室は百年戦争後期まではイングランド人ではなく、イングランドを植民地に持つフランス人だったという事です。フィッツアラン峠とかって地名を出してますが、実はこれフランス風の言い回しなんです・・・『アランの息子』っていう・・・やばいですね。ファウストはイタリアっぽくとかって書いてますからね・・・まぁ、やっちゃった事は仕方ないか。
 ほんと、日々学ぶことだらけですなー。