蒸し暑いですねぇ

 空気が重いです。さすがな名古屋の夏ですねぇ
 編集、ノンブル打ちは終わりました。夏コミ新刊『Punks! Sine』は明日入稿してきます。・・・明日は雨臭いよねぇ・・・いやんな感じ・・・
 ノンブルは昨日の午前中にしてました。いや、土曜日暑かったので編集した段階で集中力が途切れましたので・・・。朝のうちに仕事すると気持ちいいですね・・・蒸し暑かったけど・・・一時間ほどでノンブル打てました。BGMはここのところ久し振りに聞いているBonnie Pinkのライブアルバム。歌いながらやっていました。でも一番いいなぁと思ったのが、このライブアルバムのボーナストラック、『Souldiers』。兵士とか戦士に仮託した歌は、たいがい失恋や人生の挫折から立ち直る事を歌っています。この歌もそうですが、二番の部分で『信じるものが無くなったのなら 強くなるしかないじゃないか 寒い夜も燃やしてしまうほど』という下りがすごく好きです。孤独な戦士の歌には心惹かれてしまいますねぇ。最近自分が考える戦士とか兵士とかは、皆そんな感じです。孤独に誰からも理解されず、ただ黙々と剣を振るい敵を倒す。
 書き上げた『五十年史 魔女と怪物』のメラニアとテレジアはそんな感じです。戦記もので戦上手は、たいがい『名将』『天才』なんて言われるのですが、書いている人間の想像力からはみ出る事はできない訳で、本当に『天才』なのかと言われれば首を捻ります。史実上の『名将』を知れば知るほど、自分が考える人物を『名将』と呼ぶのはおこがましく感じる。凄味が違う。なら、純粋に彼女たちがやってのけた事への仇名を名乗らせた方が、しっくりくるだろう、という事でメラニアは『怪力』『怪物』、テレジアは『森の魔女』にしました。殺した結果の評価は変わるけど、大量に殺した事実は変わらないと思うので。
 指揮をとるものは孤独だし、誰もその責任を肩代わりする事はできない。一人で戦い続けなければならない。・・・カエサルみたいに楽天的な人間はそうそういませんねぇ。
 明日から校正に入り、来週中にはHPに乗せるつもりです。
 彼女たちの戦いぶりがお読みになった貴方の目にどう映るのか。読んだ貴方がどう思ったか。貴方の感想が、彼女たちの評価を決めるのです・・・
 って、まだ載せてないじゃん・・・