おろろ、4600突破してしてますね?

 ありがとうございました。かといって何がでる訳でもないのですが、これを励みにお話を書き続けようと思うしだいでありますよ・・・日記だけチェックしておられるのかも知れないけど・・・って、自虐的な事を考えちゃいかーん!
 昨日の午前中ははてなの日記に接続できなかったので、昨日書こうと思っていた事を書こうかと。ちなみに今日は曇っています。昨日も日中は雨があまり降りませんでした。こんな感じで天気予報が外れるとラッキー!とか思います。
 マンガ『エマ』を読んで、その上で『イギリスの大貴族』とかの本を読んだ上での事ですが・・・イギリス貴族というものは、王家との血のつながり、系譜上のつながりを自慢したり、先祖の著名人を自慢したりはするけれども、ぶっちゃっけ自分たちのステータスは財産!!お金!!だと考えているらしいです。あからさまにいえば、爵位とは金で買うものだと考えていたりするらしいです。
 公爵への昇勲も、政治的、軍事的功績があった方が望ましいのですが、ある公爵家は詐欺まがいの手口で莫大な遺産を手に入れ、その上で公爵になったらようで、業績のない貴族を叙勲するのはいかがなものか?と論議されたあげく結局公爵になったようです。
 エマの話の中で、新興富豪ジョーンズ家が念願の貴族うんぬんと噂されるシーンがあったのですが、キャンベル子爵の次女との結婚ぐらいで爵位はついてきません。ありそうなのは、現キャンベル子爵が嫡出と認めた男子を残さず死に、称号を次女に遺産として贈与し、ウィリアム・ジョーンズとエレノア・キャンベルとの間に男の子が生まれ、エレノア・キャンベルがその子に贈与した場合、ようやくジョーンズ家に子爵の称号が贈られるわけで、迂遠な事、この上ない。
 話の中のジョーンズ家はかなり大きな商社です。ものごっつー金持ちです。ウィリアムの弟アーサーくんは学業をつんで軍人か政治家かと、家とは無関係に立身する事を望んでいます。将来的な話、二人が話を合わせて時の政府に利益になる事を行えば、男爵号ぐらいはもらえると思います。
 確かに、出自のはっきりしないエマとの結婚はジョーンズ家にとってはマイナスですが、厚かましさとバイタリティがあれば、噂話や雑音など「それがどうした?」と笑える立場にジョーンズ家はあるのです。
 もちろんそれは、ウィリアム君がしっかり舵取りをし、ジョーンズ商会を大きく育てて稼いでいくのが大前提なんですけど。
 社交界というのは噂話が飛び交う、今の週刊誌みたいなもので、人当たりがよく、大きな力を持っていればあんまり悪い事は言わないだろうと思います。弱気になれば苛められます。子供の世界と一緒。弱味を見せれば人間ってのは情け容赦なく叩いてきます。
 二人には、何の引け目も感じず、エマには、むしろ教育のおかげでここまでこれたのだと誇りをもって生きて欲しいっすねー。フランス語のできるメイドなんて滅多にいないと思いマス。
 って、何を熱くなっているんだろう・・・やっぱりこの話が好きだからかなー・・・