雨、雨、雨・・・

 だからという訳じゃないけど、色々考えていました。
 今、以前HPに載せていたガンダムネタの話の校正をしています。イラスト描いてやるぞ!とありがたい申し出をいただきましたので、プリントアウトする前にちょろりと校正しています。色々手を加えたいけど、今はちと時間がないや・・・
 エルスィーズ・ナイトという二十歳のジオン軍パイロットの青春、みたいなつもりで書いていました。冷静でやや醒めた視線でガンダム世界の『一年戦争』を戦う女の子の話です。
 『ガンダム』は好きですが、登場人物が熱過ぎて火傷しちゃうので、自分はややクールに書いてますね。それでも泣いたり怒ったりしてる。憎悪にかられて戦ったり、部下が死ぬ事に怯えたり、自分の文章力が不足しているなぁ。もっと手を入れないとなー、とか思ったりたり。
 戦争、戦記ものと自分の小説に銘打つのは、好きじゃありません。戦いばかり追っていたらつまらないし、日常の営みと殺し合いの非日常的な部分が混ざり合ってお話をつくらないと意味がないとか思ったり。
 でも戦争の仕組みは知らないと書けないので、好きだし、色々読んだりします。歴史はほとんど戦争と政治にまつわる事ばかりです。どんなものを食べていたのか、とか考え方はどうなのか、風習はどうなのか、とかが書いてあると大変楽しいです。
 しかし具体的な参考例は圧倒的に古代ギリシアやローマです。おそらく、この時代が研究され尽くされている事と、『名将』と言われる人々の戦い方が逐一残っていて、時系列で追っていける事が理由でしょうか。中国史は武を軽んじるお国柄ゆえ、まったくといっていいほど参考にならず。日本の戦国時代も稚拙です。アレキサンダーハンニバルカエサルのダイナミックさにはかなわない。特にハンニバルの戦例は今でも欧米諸国の士官学校で絶対教えられるほどなので、大変解りやすいですね。
 しかし、近代戦は図で教えられてもイメージが湧かず、具体的に自分の頭で整理できません。
 となると、中世までの装備で戦争するパターンしか自分の頭では書けないという事に・・・。
 ちょっと情けないなー。
 自分的には『ダンバイン』の世界がとても好きです。あんな世界で群雄割拠の物語を書けたら楽しいだろうけど、まず、オーラバトラーに相当するものを考え出さないといけないわね。魔法が絡まずにそういうものを考え出さないといけないよねー。うーむ、むずかすいな。
 マテ。その前に『五十年史』と手を出した『天使の家』だろ?
 そうです。その通りです。キリキリ書きます。はい。
 来週から『天使の家』の次の話を書き、その次に『五十年史』のメラニアが出てくる戦場のお話を書きたいと思います。蓄積された戦術知識を活かせるかどうか、こうご期待であります。・・・自信はないデス・・・