風は冷たいけど温かいです。

 でも明日は雨が降るかもで、ちと寒いかもよ?
 HPの方は、そこそこ順調です。どんなできになるのかは、やって見ないと解らない。しかし、ページが四十ぐらいになるぞなもし・・・こいつは長いぞ。もちっと考えた方がいいかなー。
 今日は、ひょっとしたら『無限の住人』とか前倒しで並んでいるかも、と無理して本屋を覗きましたが、ありませんでした。発売日は明日です。明日は本屋にいけないかもですよ。
 今、図書館で借りてきた本、高島俊男というおっさんのエッセーが終わり(この人の話を読むと、TVや新聞に関わるのがバカらしくなります。何か悪い頭が余計悪くなるとか、高くない品性が余計下がるとか、そんな気分になる・・・)、今は遠山美都男という人の『蘇我氏四代』という本を読んでいます。誤解されている蘇我一族と大王、諸豪族の関係を明らかにしていくとかなんとか。
 学説的にどうとかこうとかはともかく、私はこの人の説は説得力があって面白いと思います。他の古代史関係が何を読んでも眉唾って気になるからかも・・・高島俊男というおっさんのエッセイのせいだ。人のせいはいけませんね。はい。
 しかし思うのは、公的なものも企業も、出版文化関係のものって全部てけとーがまかり通っている感じがするのです。新聞に『べっ視』とかってたわけた表現があるのは、漢字を使わないようにしようという出版界の陰謀で、それなら『相手を低く見ている』とか優しい他の書き方をすればいいのに、『蔑』という字だけ仮名にして使用しているという、どう考えてもバカな事をやっています。常用漢字なんて取っ払っちまえばいいのに。
 他にも、各出版社が旧字体とか旧仮名遣いを無分別に現代物に変えてしまって、作者の企図したニュアンスが失われたり、壊れたりと、文化破壊行為をしていたりする・・・らしいです。
 法隆寺世界遺産に落書きしても、まぁ何十年もしたら笑い話ですむけれど(程度の低い日本人・・・ぷぷっ)森鴎外とか(旧字体ではでなかった)夏目漱石とか、日本文学の巨匠達の作品が全然風合いのない、ただの古びた文章になってしまったら、それは出版社の責任なんですねー・・・と高島さんが書いてたことから敷衍して書いてます。
 そういうのを知ると、何だかなー、もういいよ。とか思う今日この頃です。
 最近辛気臭いな・・・