寒いです。風が強いです。

 今日改めて知ったこと。
 イスラム女性がチャンドルとかヴェールとかで顔を隠しているじゃありませんか。地域によって差があるけど、必ずしも義務化していない国もあるけど。欧米の人権保護団体とか、女性の人権を無視しているって主張しているけど、必ずしもそうとは限らない気がしてきた。
 適当なたとえじゃないかもしれないけど、女性ってハイヒールはきますよね。考えてみるとアレは大変歩き辛くて走りづらいものですよね。それでもなおはく人がいるのは、姿勢が良くなりスタイルがよく見えるから、だと思います。
 ヴェールも実はそういう類のものかも知れないと思ったりしました。
 アガサ・クリスティの著作の中に、二人目の考古学者の夫とメソポタミアに発掘旅行している時、まずしい地域の女性達でヴェールやチャンドルをつけている人はほとんどいないって書いているんです。でも有力者の妻女はつけています。これは一種のステイタスなのかも知れないなーっと。ヴェールを身に付けて素顔をさらさなくていい社会的地位と財産があるんだ、という主張じゃないのかなー、と思います。もっとも何人も妻を持つ有力者にしても財布はからっぽ、借金だらけらしいです。金を使う事が美徳で、溜め込む事は不名誉と思っているみたい・・・。
 イスラム教も地域差、個人差があるわけですが、そういう考え方もあるのでないかと思いました。何にせよ、自発的にやっているなら抑圧でも何でもないわけで、何でもかんでもグローバリズムとか言って自国流を押し付けるどっかの国よかマシじゃないかしらん。食文化が『辛い、甘い、デカい、油っぽい』しかない国よりか。