何時の間にか3300アクセス突破してました。

 毎度ありがとうございます。日記を毎日書くくらいしか能がありませんが、これからもよろしく。いや、その前に、のっけている小説の見せ方を何とかしなきゃ、とか、バナーが、がががが、とか、『五十年史』と『天使の家』を書かなきゃとか、色々あるのですが、それなりにがんばっていきますので、よろよろよろしくwww
 共通テストでしたね。現役時代は受けなかったけど、ここ数年は朝刊に載ると仕事前にやってみたりしています。歴史教科だけですが。
 しかし毎度言っているかも知れないけど、つまらんなー(失言
 今年は世界史Bをやったところで気力が萎えて、日本史Bはやりませんでした。
 率直にいって、あれは学習どうこうで何とかなるものではありません。クイズですな。
 だいたい問題の主文を読まなくても問題が解ける(選択できる)ってのは、どうなのよ?確かに正しい答えを知っていれば、どんどん埋められます。ただそれだけ。学力どうこうじゃないっつーの。まぁ共通テストの意味ってふるい落としだから、それでいいのかも知れないけど、何だかなー。もちっと歴史事件の意味を考えさせられるような設問が欲しいよね。・・・そこまでいくと学会の問題になってしまうか。
 ちなみに今年は79点取れました。まぁまぁですね。しかし、あの問題を百点満点取れる人は、少し異常です。よっぽど過去の問題をやりこまないとダメです。あんな広い範囲であれだけの知識なんて、学者でも頭の中には入っていない。というか、もしも入っていたら、その人は真面目に研究していない人だ。そんな事を覚える時間なんて、ない筈だもの。文献を読んだり資料や他の学説とつき合わせて、人との付き合いもあるだろうし。
 人が歴史離れになっていくのは、歴史が物語であった筈なのに記号化してしまっている事です。数学や理科系なら、それを応用して数式を解いていく喜びがあるでしょうが、歴史に関してはただの知識になってしまっている。『歴』は積み重ねられたという意味、『史』は『志』『書』と同じくお話、物語を意味し、『歴史』とは『積み重ねられた物語』という意味でもあります。
 事柄を覚えていても面白くありません。物語として読まなければ楽しくないのです。
 高校時代の同級生にもいました。さして勉強が好きでもないけど『三国志』(彼がどの三国志を指していたのかは解りません)は好きで、その絡みで中国史は好きだと言っていました。ほとんど交際のなかった、自主推薦で同じ大学を受けただけの彼でしたが、その話を聞いた時は身近に感じたものです。自分も岩波少年文庫の『三国志』で中国史を好きになった人間ですから。
 今では『三国志』も自分なりの解釈を持ち、曹操主人公、劉備敵役で書きたいと思っていますが、やはり面白い物語ならば皆好きになるし覚えているものですよ。
 歴史教育うんぬん言う前に、大して面白くもない記号を暗記させる手法を変えた方がいいと思うのですがねぇ。・・・時間的に不可能だ!って言われるかな・・・